病院ではPT,OTに加えてSTがリハビリを行っている.
今は主に嚥下訓練が大半だが.
あるとき病棟に表がピンク,裏が黄色のカードがおいてあった.
黄色の面には,「十を知る」とか,
「鯛を釣る」などが書いてある.
どうも,それを見せて,患者さんに「上の句」を答えてもらうような.
下の句は,たくさんある.リストアップしてみた.
それらに,自分なりに,上の句をつけてみた.
前回の続きです.
「泥棒の始まり」→
自分の回答
「窃盗は」「ほしがりすぎるのは」
普通に考えたら,「嘘つきは,詐欺の始まり」であろう.
泥棒は,ものを盗み取るヒトと思う.
「腕押し」 →「相撲部屋に」
「爪を隠す」 →「怒った嫁は」
「かわいがってほしいとき,ペットは爪を隠す」は
長年ウサギを飼っていての実感.
「大海を知らず」→「山の鳥は」「山の子は」
が,水と海の両方に対応している.
「井の中のカエル」よりは,
「胃の中のアニサキス」のほうが,音読としてはただしい.
「近寄らず」→ 「あまりの口臭に」
これは,器械の説明に来たおじさんや,おじいさんの患者さんに時にいる.昨日も,なんとか診察を終えた後,外への窓をしばらく開けた.
まどを閉めても,においが残っている気がする.
大変.
次の患者さんからは,「私の口臭」と勘違いされる可能性がある.
これは「ヒトのにおい嗅いで,我がにおい思い出せ」という感じ.
口臭,加齢臭だけではなく,過労臭にも注意.
これは,「君子,危うきに」に非常に意味的にも近い.
もっとずらした方が,良い回答になりそう.
時事的なことなら,
「金持ち,仮想通貨に」が一番,受けそうな.
危険に近寄らないと言う意味では,
「満員電車,若い女性に」がリスクマネジメント的にはあっている.
「念仏」
→ 今,実物の生きたウマを一生の間でみたことのある人は少ないと思う.ましてや野生のウマなどは,まず地球上で見ることは無くなったと思う.南米大陸の奥深くなどには群れがいるらしい.
まあ,みることはない.
農耕馬も買うことはない.
ということで,
「スマホ聞きに」などが正しいような.
他にも沢山あった.
時間が空いた時に,段々入れていきます.
「正直」→
「目を抜く」→
「子知らず」
「姦しい(かしましい)」
「蜂が刺す」
「医者いらず」
「百薬の長」
「餅屋」
「物を言う」
「為ならず」
「75日」
「三度ある」
「筆の誤り」
「我が振りなおせ」
「煙は立たぬ」
「先の杖」