宴会出席,行動ガイドライン 忘年会では全部のテーブルを回ろう

先週?,先々週?の医局の忘年会の時は,
はじまる15分前に自分の患者が死亡.


お見送り,その他で
ちょうど忘年会の2時間は病院であった.

最近は,忘年会も減った.
ほとんどない.

田舎の病院なら,イベントも無いので,
医師は,「お金を払う係」として,すべての忘年会に呼ばれる.
病棟,手術場,リハビリその他.

しかし,ワイワイ騒ぐのは,
前の病院で,「時間外」に働き続けることが常態化してから,
やめた.時間,気力,体力の温存が第一.

宴会出席のガイドラインを作ったのも,その頃から.

出席のガイドラインは
1)ダブルブッキングの時には,
  先に招待された,告知された方に出席する.
  
  理由:大事な行事ほど,先に決まる.
  友達同士の宴会などは,直前に決まる.

2)二日連続になる,宴会には出席しない.

  理由:急患対応,仕事の効率などが,がた落ちするため.
  一日ならカバー出来るが,二日間,夜がつぶれると, 
  仕事がたまりすぎて,非常に苦しむことになる.

3)自分からは,「宴会をしよう」と言わない.

  理由:誰も,そんなものは期待していない.
     しないと行けないことは,いっぱいある.

4)なるべく,時間を取って自転車で行く.

  以前は,自転車でいくようにしていた.
  片道30分ぐらい,必死でこいでいけば,
  良い運動になる.

  今は,酔っ払って自転車をこいでいると飲酒運転になるらしい.
  それ以上に,体力が低下して,
      自転車では家までの山道があがれない.

  しかし,町中で宴会となると,自宅からのタクシー往復で,
  4000円かかる.

  宴会費用が7000円ぐらいとしたら,非常に割高である.

  高知-岡山の高速バス代が片道3000円を考えると,
  いかに割高かわかる.

  それに,自転車で行けば「宴会出席」が「運動」になる.
  身体を使うときがあまりないので,非常に良い.

  宴会中の行動ガイドライン

5)出来るかぎり,すべてのテーブルを回る.

 理由:医師,特に救急関係の仕事をしていると,
            多くの医師,職種の人にお世話になる.

    普段は,話をしなくても,宴会の時ぐらいは,
    口を聞いておくことが大事.

   自分とサシで,じっくり仕事の話を宴会でしたい人はいません.

    挨拶をするのが大事.

      そもそも,宴会と言うのは,そのためにあるもの.
   普段,あまり口を聞かない人と口を聞くために開いているのが,
   本来の目的.

   おいしいものが食べたければ,自分で,家族で,友人同士で
   行けば良いだけの話.

6)終われば,さっさと帰宅.
  
  グダグダとその場でたむろする理由がない.
  急いで帰宅が,必須.

  しないといけないことが増えているのも一つの理由

  まあ,教授になった人の行動パターンをみてみると,
  必ず,各テーブルをまわっている.
  そして,終わればすぐに帰る.

  エライ人に,いつまでもグダグダおられたら,
  下のものは帰れない.

  自分は,偉くはないが年を取っている.
  従って,時間がきたらすぐにいなくなるのが他の職員のタメ.

  まあ,宴会に出るときの行動を決めているが,

  ちょうど,先日も忘年会があった.

  できる限り,あまり口を聞かない人のところへ,
      まわって行ったがあまりにテーブルが多くて,
      途中で酔ってしまい無理であった.
  50はあった?
  あしもとがクネクネしだしたので,中止した.
  
  まあ,どうすれば,皆に,短時間で,
      良い印象をもってもらって,
  楽しい雰囲気を味わってもらうか.
  自分のパフォーマンスであろう.

7)仕事としてのパーティーは,義務と割り切って
  挨拶にまわる.

  まあ,影で隠れてひっそりしていても,時間は経っていく.
  非常に,ぎこちない宴会がある.
  いわゆる「お偉いさん」達の集まり.

  したてになって,頭を下げていたら,時間が来れば終わり.

 

  大阪では,宴会の時,なにか芸がないとダメであった.
  それから,自分が司会をしたり,手品をおぼえたりした.

  その後は,忙しくなり,宴会自体も出ない様になった.

  いまは,年をとり,
  「宴会も,日程,他の仕事との関係,求められるパフォーマンス」
  など,すべきことの一つと認識し直して,行動している.

  自分が楽しむのは,ガイドラインに入っているのか不明.

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