役に立たないマカオパカタ

マカオのホテルは確かに立派.
しかし,人口55万人しか使わないパカタという貨幣単位は,旅行者はこまる.
1香港ドルは,1マカオドル,すなわち1パカタとして交換してくれる.
まず,国際貨幣としての価値が無いので,
一歩外に出ると使えない.銀行でも換金してくれない.
要は,パカタから円には変えられない.

最後は,マカオ空港でチョコレートやお菓子を買ってパカタを
全部使った.

大体が,マカオで一番大きなカジノがあるヴェネチアンホテルの中の
カジノでは,パカタ紙幣が使えない.チップも買えない.

地域のもっとも稼ぐ産業の場所で使えないパカタという貨幣には
正直驚いた.
マカオ内部ではすべて,パカタでわざわざお釣りをくれる.
なんとかパカタを使い切りたい.

ホテル内のショップ,スタバ,タクシーなどすべてパカタでお釣りをくれる.

香港ドルで支払ってパカタでお釣りの繰り返し.

何か,政策的なものがあるとは思う.
また,1999年にポルトガルから中国に返還されたとして,
香港との立ち位置など,なかなか面倒なところと思った.
案内板には広東語とポルトガル語が併記してあるが,
聞いてみると,ポルトガル語を使うのは,お役所仕事の一部とのこと.
広東語の文化圏であり,英語はまったく通じない.

インド人が大勢観光に来ていたが,カジノではほとんど見なかったような印象.

シルクドソレイユの常設劇場でZAIAというショウには,インド人は大勢来ていた.

日本人も少ない.きわめて少数.
カジノがしたければソウルがあるだろうし.

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