ヘンドリクソン 14年ぶりにフライを巻いた。

日曜日は、久しぶりに、仕事は朝、少しだけに抑えた。

多くの別の用事があった。

それは、それ、
そろそろ、解禁。
自分は2年前は、旭川の中流にある、ダムでニセ銀化したアマゴをドライで
おそらく、人々の記憶に残る中では初めて釣った。一匹だけだった。

去年は、大きなのを一匹釣った。29㎝なら立派なもの。

また、画像はアップするとして。

今年は、3年目になり、ノウハウも集まった。

目標は、 一回の釣行で、何匹も釣る

1)ボートの上から、25mは投げること。
2)ダム湖全体にライズしているのは、3月はコカゲロウ、遅れては
  ほかすべて白っぽい、黄色っぽいカゲロウばかりである。
  いわゆる、リアクションバイトでルアーで釣れた大きなアマゴの中身は、
  すべてカゲロウであり、
  30㎝になっている彼らはすべてカゲロウばかりを食べている。
  全部で4匹胃の中をみたが、ほかのものは全く入っていなかった。

3)今まで、ライズがあったのは、ダンかアダルトの形を模したフライだけ。
  決して、ストリーマーなどを追いかけたりはしない。
  水中で、ピューパ、ニンフを食べているかどうかは不明だが、
  胃の中にはなかったか、確認できなかった。

4)大きなダム湖では、ライズをめがけて、バスボートである程度、近づいて
  フライを投げる。

5)フライのフックサイズは、14番では、遠投したら見えにくい。
  湖面が暗く、フライは白くないと、こちらが見えない。
  最低12番以上。10番でもよいのではないかと考えている。

以上のことから、
もともと、自分が大好きなフライで、ニューヨークのキャッツキルでも爆釣した
ヘンドリクソンが、そこでは当たりフライに違いないと思っていた。

アメリカにいたときには、自分でそればかり、巻いていた。

日本に帰国して、忙しくなり1998年からは一切、自分でフライは巻かなかった。

私生活では結婚して、子供ができて、
仕事も博士号とって、専門医をとって、
「お金はできたが、時間がない」という生活。

時代の流れで、完成フライもネットで一個200-300円で
立派なのが買えるようになった。10個も買っておけば、
ワンシーズンは持つので、買うようになった。

それでも、シーズンに向けて、道具を見てみると、

14年間、そのままのものがあった。

どれどれ、今日は、巻いてみよう。

ヘンドリクソンライトはライトケイヒルやアダムスと同じ系列。

マテリアルを見てみると、
1)テイルとバンチウィングのウッドダックサイドレモンもたくさん持っていた。
2)12番のTMCのフックも100個入りのがそのまま手つかずであった。
3)ボディのダビング材は、アメリカで買ったオービスのピンク色の
  ヘンドリクソン用というのが、出てきた。
4)ハックルは、ライトジンジャーの色は、
  メッツのものが、クリームなどいくつかあるので、
  まあ、白っぽかったらよいのでクリームで代用。

思い出しながら、なんとかかんとか作っていった。

最後に、ヘッドセメントをアイの部分に付けようとして、困った。

オービス社製のヘッドセメントは14年間の間にゴムのように固まっていた。
それを先につけていたら、ハックルがぼろぼろになってしまった。

また、ハックルを出していたら、身体がかゆくなった。
おそらく、ハックルのビニル袋の中にダニがわいている。

苦労して、14年ぶりに完成した。
右が250円の14番のヘンドリクソンライト
左が今回14年ぶりに巻いた自分のヘンドリクソン。

ボディのバランス。ハックルの長さ、テイルの不揃いなど
欠点はいっぱいあるが、おそらくこれでも釣れそう。

負けない自分は、嫁さんにエナメルリムーバーをもらい、
ヘッドセメントのビンにそれを垂らして、
かき混ぜるとなんとか元通りになった
入れすぎて、粘着性がなくなったが、
またビンの蓋を週末に半日ぐらい外で
開けておけば、いいころあいになるでしょう。

またハックルの中身、メッツのグレード1なので、結構高かったと思うが、
三つを選んでジップロックのビニル袋に移して、樟脳を入れておいた。
また、日差しのある時に虫干ししてみよう。

ほかの今回使わなかったものも順番に虫干ししないと、大変なことになりそう。

まあ、半日がかりのプロジェクトは終了した。

一個、できた。

時間と、出来具合を考えると、買ったほうが、絶対有利。

しかし、どのネットショップもフックサイズ12、10の
ヘンドリクソンは取り扱っていない。
時に12番は、アダムス、ライトケイヒルはある。

まあ、一個250円として、5時間ぐらいかけての一大事業だった。

爆釣まで、あと1か月。

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