児島湾,秋の夜のボートフライ,課題の検討と準備

10月13日の夜に,久しぶりに行った.

岡山,児島湾の「秋のボートシーバス」は
実は初めて.
しかも「リバーシーバス」の部分もある.
それも初めて,

勉強にもなったので,違いをまとめると

1)長いダブルハンドは,やはり不利.

とにかく,振りにくい.
舳先に立って,横に振る分には,
なんとかなるが,ボートの前後にふらないといけなくなると
面倒このうえない.

基本は,9フィートの8番のシングルで十分..
距離を飛ばしたいときは,どうすれば良いのか.

ボートの上にロッドを立てたりすれば,
フライのバックキャストの時に
引っかかる.

後方に一カ所にまとめるのがよい.
自分の意見では,バケツにリールの部分を入れておくのが,一番
絡まないような気がする.

シューティングラインを使っていたが,シューティングラインは,
その重い太い先端がロッドより外にでて,その重みで投げるもの.
ボートの上で,それだけラインをだして,何回もフォールスキャストをすれば,
よほど,バランス感覚に優れていないと,途中でトラブルが起きる.
その間にボートは,微妙に向きも変わるし,位置もかわる.

シューティングのダブルハンドなら,2回ぐらいで,
5割増しぐらいで飛んでくれないと
その役目を果たせない.
重い海用フライをボートの上で
飛ばすには,それなりの技術,工夫が必要とわかった.

単純に言えば,キャスティングしてフライが
偶然ポイントに仮にはいっても,水に浮くラインが
カーブしてしまうので,リトリーブした途端に,ラインにひかれて,
ポイントから外れた方向にフライはひっぱられる.

ラインメンディングもシューティングライン
は面倒である.

ポイントは,明暗の線なので,
その最初のリトリーブの時点で線からずれるので,
その時点で,釣れないことが判明する.

自分レベルのへなちょこキャスターでは,
普通のウェイトフォワードのラインが,数倍投げやすい.
メンディングもしやすい.

リーダーが12フィートでは,やはり長い.
それでも釣れるとは思うが,
リーダーは,9フィートぐらいが基本.
長ければ長いほど,面倒になる.
多くの海のフライのガイドさんは,
9フィート,1番,0番のリーダーに
フライは,直づけと説明している.

経験値が低い自分も,わかりにくいが,
人の気配をけして,自然にながす渓流の
ロングリーダー,ロングティペットは,
人に比べて,格段に大きなボートが近づいていく海の場合とは
全く考えかたが,別と思う.

冷静に考えると,
道具立て,ロッド,ライン,リーダーに関しては,
まだまだ,勉強である.

2)シングルハンドロッドで,フォールスキャストを,
 ボートの上で何回おこなうか.
 
通常の川の釣りでも,3回ぐらいなもの.

その間に,いくらボートがエレクトリックで場所を維持しようとしても,
徐々にずれてしまう.
なげる目標がフォールスキャストしている間に変わってしまうことになる.
せめて,3回ぐらいではなげないと,海の魚は泳ぎも早く,サカナは
違うとところに行ってしまう.

川のサカナみたいに定位するにしても,全く同じ位置では無いので,
非常に不利になる.
川なら,何回フォールスキャストを繰り返そうとも,
水の中の環境には全く影響はない.
しかも,自分の立ち位置も変わらない.

川では,正確度が優先.
海では,距離が優先. 

で,合っているような気がする.
フライでは,ルアーほどの距離は,ほぼ絶対でない.

ボートからは,時間が立てば,サカナに対する立ち位置がかわる.
水の中のサカナも動き回っている.
アミエビや小魚に合わせて動き回っているので,
フォールスキャストを極力少なくして,
そこにいるとわかれば,近場のポイントなら短期間に投げないと,
釣りそのものが成り立たない.

ナブラなどが起きて,それに投げようとしても,
時間が勝負である.

3回のフォールスキャストで,陸ならフルライン出す人でも,
ボートの上では,なかなか大変.しかもフライも重い.

必要な場所に,必要な時に,必要な角度で,投げられて
リトリーブしたときにポイント上をフライが移動出来るように
落とせないと,釣りがはじまらない.

「練習」する時間が無い自分に「上達」の機会は
無いように思えた.

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