画像の進歩は著しい.
しかし,自分自身にそれが反映することがあるかしら?
と思っていた.
手術では,絶対に見えない部分がある.
ある方向からアプローチすれば,その真逆の位置にあるものは,
通常は見えない.
そこに大事な血管などがあればどうなるか?
ということで,発達したのが,術野を反対側からみたような画像を
MRI,CTの情報から術前に作り上げる技術
元画像から3D画像をソフトを使ってworkstationで作り上げる.
この前の手術とその前の手術では,もしそれが,あれば,
なんとかなっていた可能性が高かったと納得した.
ということで,患者さんにわざわざ遠くまで行ってもらって,
なんとか仮想内視鏡の画像を作ってもらった.
それで分かったことは,「自分の予想は正しかった.」こと.
しかし,予想していたからといって,うまくいくとは限らない.
もう少しお勉強しないと.