自分も,時間管理に関しては,大量の本を読んだ.
多くの本にあることは,「緊急」と「重要」で区分して仕事を割り振ること.
大事なことは,自分の実力を伸ばすためには,重要であるが,緊急でない分野に時間を割くこと.
というのが,「七つの習慣」とかで定着した.
今出ている,時間管理術の本で,それについて述べていない本はない.
次が,有名な「時間管理は行動の管理」というフレーズ.
これは,フランクリンコビー社の手帳を使っているときに,勉強した.
後は,「段取りが大事」というフレーズ.
おそらく,通常の仕事では,それぐらいは皆行っている.
次は,「長期のプロジェクト,短期のプロジェクト」別の工程表のようなものを作って
自分の仕事を俯瞰する方法.
これは,マイクロソフトの,その名もずばり「プロジェクト」というソフトがある.
医師の仕事で,そのような大それたソフトを使って行う仕事はない.
所詮,一人ずつの患者さんを診療するのが毎日であり,
「黒部ダム」「青函トンネル」「瀬戸大橋」を作るような大プロジェクトはない.
何年もかけての大人数のかかわる,一大プロジェクトの総指揮を医師がすることはまずない.
一番大きな,プロジェクトで病院の建て替えぐらいであろう.
それも最長5年ぐらいでかかわる人数も数千人にも及ぶようなことはあり得ない.
決めておいて,すんなりといくのは,
明日の朝起きて,最初にすることは,これ.時間があればこれと決めておくこと.
そうすれば,朝の仕事が一つ,二つ,余分に済ませられる.