と言うのは,「表向きの理由」
もう,脳外科の手術はたくさんした.
救急患者もたくさん診た.
連日,救急車とともに生活した感じ.
もう若い人たちに,譲っても良い頃合い.
自分は,学生,研修医時代に宮古島の診療所に
遊びに?研修に2週間ぐらい行ったことがある.
今年の6月はじめには,北海道の診療所に自分で電話して,
「一週間ぐらい働きますよ.謝礼?,給料?はいらないので,
夜,宿舎? 当直室に泊めてもらえたら,うれしい.」
と電話した.
すると,「最終的には,北海道に来たいと言うことですか」
と事務長さんの質問.
「自分は寒いところはダメなので,夏だけお願いしたい」
と説明.
「もう少し,早く連絡してくれたら,常勤医師(内科1名)と
日時をあわせられたのに」とのこと.
「3月は全国の研究会の会長で大変だった.
7月末には評価機構のサーベイがあって準備が大変だった」などと
説明した.
まあ,履歴書などそろえているが,
医師の場合CVと呼ばれる学会,論文のリストがある.
自分はトップネームで多い年は年間11回も新ネタだ発表した.
頼まれた原稿なども含めて,まとめるのも大変.
まあ,直近5年分ぐらい,まとめておけば良いだろう.
ということで,院長,診療部長にも許可をもらって,
自分の次のステップは,
「夏は北海道,冬は沖縄の診療所へ」地域医療でしょう.
おそらく,自分とは逆の
「冬はパウダースノーの北海道へ,夏はスキューバの沖縄へ」
と言うヒトもいるでしょう.
自分は,キーワードが「寒いのが苦手」です.
これは,5才の時の交通事故の膵管損傷後の,
身体の中の癒着による腸閉塞などでの再手術したことからも
間違いない.
要は「寒くなると,内臓が動きにくくなる」ことのため.
30才の米国留学の時も,空港で飛行機のタラップから降りた瞬間
,マイナス15度ぐらいで,そのまま腹痛と下痢で
仕事にも行けず,寝込んでしまったこともある.
寒いのは鬼門.