「ちいさなことからコツコツと」
は間違い.
正解は
「小さなことだけに集中してコツコツと」です.
自分のお気に入りのLeo Babautaさんの本
「減らす技術」The power of Less
に書いてあることで,一番自分が感動してすごいと思ったことは,
6個の原則の内の
「原則6」の小さくはじめるである.
彼は,天才である.
というのは,習慣化が大事とか,多くの経済界の巨人,
独立で成功した人などが書いてあるが,そのコツまでは記載していない.
それは成功者が書く内容は,その実績であり結果なので
そうなる「小さな一歩」の踏み出し方までは誰も書かないから.
もう,それは
「一人前になるための努力と一人前になってからの努力は違う」
あるいは松任谷由実さんの
「有名になるまでの努力と有名になってからの努力は違う」
という発言にも近いものかも.
早起きの本,朝活の本などはほんとに一杯でているが,
Leo Babautaさんは,
今でこそ朝5時には起きて朝の生産的な活動をしているが,
最初は「15分早く起きるだけ」であったと記載している.
今までの早起き本には無かった記載.
それで自分も行ってみた.
自分の目覚まし時計は一目盛が10分ごととわかった.
今までは6時50分に起きていたが,
それを6時40分に設定した.
10分早く起きるためには,10分は早く寝ないと.
8時から仕事なので,バッグに荷物や次の日の仕事の
予定は,寝る前に列挙しているが,
それでも今までは,8時ギリギリか5分,10分は遅刻していた.
それが,その10分のおかげで,全くしなくなった.
すごい違い.もっと前からそうすれば良かったのに.
まあ,前日に次の日の予定を寝る前に確認して,列挙しても
大事なことは忘れる.
今日も住民票を19時前に取りに行って,そのまま帰宅して
21時に歯磨きをしていて,「あっ,今日は歯医者の予約を入れていた」と
気がついた.
大事なNISAの口座用の書類はできて封を閉じて
明日出せるけど,歯医者はいけなかった.
用時が多すぎるから,こんなになる.
そこで,彼の原則1の 制限する.
が入ってくる.用時を入れすぎているからこんなになる.
まあ,小さなことのみコツコツとやって,
日曜日を2回使って,机の上を片付けた.
数年ぶりに机の表面を見た感じ.
古い読まない脳外科の雑誌もすてて,必要なものはポストイットをはって
本棚に入れた.彼の本通り,少しずつやって結果は
この2,3年に無かった感じのもの.
小さく始めています.
人生を開放系にするにせよ,ムダなことはする必要はない.