雑誌も使い分けているような印象
それぞれ,オリジナルの別の意味合いがある.
1)Fisherの意味:
これは漁師,職業釣り師で,主に「網を使って」魚を捕る人
漁師町などではfisherがたくさん棲んでいる.
市場に魚を大量に卸して生業としているひと.
「趣味で魚釣りをしている」という意味合いよりは,
専業,職業釣り師の意味合いが強い.
もちろん川漁師などもこちらに入る.
2)Rodderの意味:
rodは杖,長い棒などが原義.
しかしrodderには,釣り師という訳語は,
ほとんど出てこない.
hot rodderで「改造車を運転する若者」という
米国俗語とどの辞書にもでてくる.
一時言われていた「エンスー」という意味合い.
単純に「竿」を使う人が主体になるのと
熱狂者的な意味合いを少しかけているような.
3)Anglerの意味:
これはangle,要は「角度」「角(かど)」の意味で
「釣り針」の意味が元になっている.
こちらが,「竿と針」を使って魚を釣る,
特に趣味で釣るヒトを言うような.
ということで,fly (毛針)を使って,
趣味で竿と針(毛針)を魚を釣る人を
「Fly Angler」と呼んでも良い.
原義に基づいた使い分けはそんなところ.
自分のブログのタイトルに関しての説明は,
「Runner’s High」は皆知っている.
Worker’s Highと言うのもあるとのこと.
自分は,仕事で徹夜に近くても,
フライに行くときは,
興奮していて目がさえている.
また,
目の前で「バチャバチャ」ライズしているのを
みると興奮してしまう.
結局は1匹しか釣れなくても,充実感がある.
ということで,そのような状況を,勝手に
” Fly Angler’s High” と名付けている.
まあ,現地で,すさまじくお魚がライズしたり,
暴れているのをみると,
「仕事,家族,次の日の予定」など
頭から吹き飛んでしまう.
その,忘我的な一時的熱狂状態を味わいたいために,
200km以上も高速を飛ばして移動しているわけである.
2016年も始まったし.すでに尺も釣ったしで,
その写真は,また別記事に.
一般的には,趣味で竿を使って釣るヒトなら,
ルアーマンがアングラーに一番当てはまるので,
雑誌の名前もそんな感じではある.