その人が何を言っているかでなく,
何を行っているかで,
その人が大事にしていることがわかる
常々,遭遇すること,
「どんな人でも,他の人に説教はできる」
である.
なにか,
話をしていると誰かがうまく行かなくなったりすると,
とたんに人に説教をする人が出てくる.
それは自分が出来るかどうかではなく,
意見を述べるのであるので,誰でもできる.
説教した人は,失敗もしていないので優越感もある.
そのような説教好き,解説好きな人に,
そちらは何をどこまでやりましたかと質問すると,
急に不機嫌になったりする人を多く見てきたので,
そのような質問をすることはやめた.処世術のひとつであろう.
「資格が大事,資格が大事」と延々と言い続けた自分の父親が,
全く資格をもってなく,社会人になって何かを取ろうと
受験勉強も手続きもしたことがない.
ましてや講習などにも出たこと無いと,あるとき判明して非常に納得した.
要するに,色々と話をする,その内容は悪くない,
しかし何を今までしたのかを聞くと,
実は全く何も行動していない人が世の中には,
予想以上に身の回りにいるということが分かった.
しゃべる前に行動.
行動していることを解説できるというのは
さらにレベルの高い人の話で,
そういう人は行動のノウハウを説明する.
人に説教している人は,
全く自分は行動することによる
リスクをとらない人である.
行動するということは,
あるひとつを選択して他を捨てることである.
それに対して自己責任を取るということである.
説教したり,後付の説明を得々としている人を見ると,
その人の評価をするのは,非常に簡単である.