具体的なノウハウ本と観念,理念の獲得本
時間管理術の本を読んでいると,
大きく二種類に分かれる.
時には両方を取り扱っている本もある.
ひとつは具体的なノウハウ本で
「四隅の時間を使え」
「通勤時間の活用法」
「寝る前30分の活用法」
「早朝型で自分時間の獲得を」
などが主眼の本である.
5分,10分の積み重ねで大きな差になり,
こんなになりました.等である.
もうひとつは,
時間は最も大事な財産で,
人に均等に与えられており
お金よりも大事.お金はまた稼げるが時間は戻らない.
時間の管理と言うものはない,
一定のスピードで逃げていく.
管理するのは自分の行動である.
などの概念的な理解を深めるものである.
共通していることは,
「目標も決まっていない人が,
5分,10分の時間短縮を
しても,何の役にも立たない」という事実である.
何のために時間を管理するのか?
が分かっていないと毎日の達成感がない.
昨日は書類を7名分書いた.
今日は今のところ,書類5名分,サマリー2名分
レセプト7名分すましたが,
まだ30枚は書類が溜まっている.
減っていくのだろうか???
時間管理術でカバーできる量なのだろうか???
自分と同じ状況
(勤務医で毎月の時間外が180時間)の人間に時間管理術は
福音をもたらすのか????