タッチの差で人生がきまる
このフレーズは,パクリですが,
自分はキーボードを10個近く持っている.
長い長い歴史があり,
初期の頃はものすごく強く打っていたため,
キーボードが壊れた.
また右の手関節にガングリオンが出来てしまった.
それを整形の同級生の医師に
18ゲージの針で抜いてもらっていた.
それ以降,
コンピューター付属のキーボードではだめであると,
納得した.
パンタグラフ式を何個か持っているが,
早く打ちだすと引っかかる.
それに1年に一個の割合で
よく打つキーが壊れてしまう.
2000年ごろ,Loofという左利き用のキーボードが
発売されたとイギリスの新聞に
エイプリルフールの日に日本の企業が広告を出した.
ナンバーキーなどが左にあり,
一見便利そう.
もちろんそれはApril foolのjokeで,
名前もfoolを逆にしたもの.
しかし,今はそれが実在する.
時代は確実に進んでいる.
つい先日,またCのキーが打っても出なくなった.
他のはNが出なくなった.
その理屈は簡単,両方の人差し指,
中指と強い力で打つところが壊れやすいことになる.
今オーダーしているものは,
もうパンタグラフ式はやめて
プロ用の2万円弱するものであるが,
途中で壊れて文章が打てないのは
致命的なことになるので,購入することにした.
また病院でも電子カルテの時代で,
「書く」=「キーボードを打つ」ということであり,
キーボードがぼろいと一日の終わりには指が疲れてしまう.
自分のキーボードを持って,
USBに差し込んで仕事が出来れば,
疲れは半減するのではないかと常々思う.
今はキーボードにUSBをつなげるものもある.
それならHDを搭載してしまえば,
そのキーボードを持っていくだけで,
仕事が出来そうであろう.
これはキーボード会社にメールを送って相談したが,
ハードディスクの方の責任が取れないので,
うちでは無理ですと断られた.
5ギガぐらいなら技術的には
今のキーボードの形のまま作れそう.
これはiPODなどが出るずっと前の話.
今なら実在しているか?
携帯電話で音楽を自分も
聞きながら仕事をしているが,
その仕事はキーボードを打つことである.
今は「書く」=「キーボードを打つ」
「調べる」=「ネットをみる」の意味になることが多い.
自分はボールペンなど実際に書くものにも
こだわりがあるが,
それと同じでキーボードもこだわる.
しかしキーボードは
元はタイプライターの並びなので,
「遅く間違いのない,確実に」として
開発されたものなので,
今のように画面にていくらでも
修正ができるなら,
高速用に文字列を並べ替えたものが
開発される気もする.