宴会のガイドライン
この季節,新入生とか新社会人とか,新しく来た人の歓迎会が多い.
まあ,いくつもあるような気がする.
自分もいくつか誘われた.というか社会人なら当たり前であるが.
これからも,いくつもある.
それに研究会,何とか会などいくつもある.
しかし,誘われたものすべてに出るのは,無理がある.
翌日の仕事,当日の仕事など.
結局は半分は断っている.
断るのも,そのつど考えるのはめんどくさい.
そこで,今は,何でも「証拠に基づいた医療」と同じで,
宴会に出すぎるとよくないことが起きる確率が上がるのはどのような
時かを考えた.
患者さんでも宴会後に転倒,車にはねられたなどのケースはほんとに多い.
交通事故に遭わない秘訣は「外に出ないこと」というのがあった.
それと同じで,宴会自体にでないことが良いことがある.
自作のガイドラインは
1)二日続きの宴会はでない.
最初の誘いを優先し,あとに来たものは重要そうでも断る.
2)用事が多く,へろへろに疲れる週末の宴会はでない.
現に,週に2回当直があったりすると,その週の宴会はでない.
週に2回の当直は通常は入らないが,他の人の代わり,あるいは自分の都合で
そのようになることもある.そのあと,宴会にでると身体が持たない.
宴会自体を楽しめない.こちらは今となっては「お金をだす方」であって,
おごってもらう立場ではない.お金だけを出して,自分は一滴も飲まずに
途中で帰宅するほどなら,はじめから行かない方が良い.
3)大勢が出て,自分が出なくても全く全体の流れに影響しないものには出ない.
別に特別な目的もなく,いてもいなくても良い様な大パーティーに自分が出る必要は全くない.
主催者も「お義理」で声をかけてくれていることもある.
4)明らかに押しつけられたもの
誰かが代表で出ないといけないものがある.
そのようなときは適材適所なので,自分では無いと思えば出ない方が良い.
どうしてもの代役でも,周りの出席者が知らない人ばかりで,自分の
仕事にも私生活にもプラスにならないことが初めの端からわかっているものは
出ない.
順番に,誰かが犠牲にならないといけないものには
今年は出るが来年は別の人にお願いすると言明してからでる.
5)大体は出ても出なくても同じと思う.
多くの何とか会にでた結論は,自分の生活を大事にした方が良いということ.
家族と仕事と自分のお金を犠牲にして飲み会,宴会に出て,
幸せな人生を送らしてもらいました.という人に出会ったことがない.
当たり前である.
以前は,司会をしたり,芸をしたり,二次会の段取りをしたり
何があんなに自分を狂わしていたのか不思議.
友人,親せきなどと食事に行ったり,飲みにいったりは
また別のガイドラインがある.