ドラッカーも書いていてびっくり

驚いた.
自分が時々読んで参考にしている有名なドラッカーという人がいる.
まあ,その人の著作の「断絶の時代」に書いてある.

自分が考えていることと全く同じことが書いてある.
自分は,彼がそんなことを書いているとは全く知らなかった.

自分が50歳になって,もがいているのは,自分だけの問題ではなく
人類普遍の問題なのであろうと書けば大げさ過ぎるか??
速読教室に通い,コーチングスクールに通い,資格試験を受けて,
一体どうしたいのか,自分でも「大丈夫か?」と思う部分があった.

それは,第一の人生が行きつくところまでいったということであろう.

「50歳といえば働き盛りである。その彼らが仕事に疲れ飽きたということは、
第一の人生では行き着くところまで行ったということであり、
そのことを知ったということである」(『断絶の時代』)

そして,新しい仕事を一生懸命,探していたということであろう.

「仕事に挑戦を感じなくなった者は成長が止まったとされる。
だが有能であって病気でないならば、
仕事さえ変えれば再び成長する。
刺激と充実の源だった仕事への倦怠から逃れるための酒や、
火遊びや、精神分析医よりもはるかに面白いはずである」
(『断絶の時代』)

酒は苦手で,すぐに酔っぱらう.最近はとくにそう.

火遊びは,全く関心がない.周りからも関心の対象になっていない.

精神分析医は,自分自身の中にいるもう一人の自分であろう.

この著作はドラッカーが56歳のときに書いたもの.40年以上前の作品.

彼は,50歳のときに何をどう思ったのだろうか?

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