消えていた,留学時代の写真

自分が,このまえ,
「診療と倫理」ということで,2時間話をしないといけなかったが,
問題点は
1)倫理的な問題なので,文章ばかりである.
2)内容が重い.
3)2時間ぶっとうしで,そんな話を聞いても,
  自分なら,間違いなく途中で熟睡する.
4)話すほうも,安楽死,尊厳死,臓器移植法など,
  楽しい話ばかりでない.気が重い.

などがあって,準備していても,全く面白くなかった.
遅々として進まなかった.
そこで,職員の一人が,「途中で私生活の写真」があれば,
聞くかも.という話であったので,

急に,気がついて,自分が,日本なら,上高地,西表島
太平洋,各地の渓流にフライフィッシングで訪れた場所の
つれた魚の写真を入れるようにしよう.
ひとつの項目が終われば,それらをいれることを気がついて,
準備は少し楽しくなった.

本題はここからです

梓川で,釣れた魚を写真に撮っている時,ボチャンと水に
デジカメを落としてしまった.
そこで,それ以降は,携帯でお魚を撮った.
それは良かったが,携帯のmini DiskからPCに
画像が移動しない.わざわざ違うのを買ってきても,
ドライバーソフトをダウンロードしてもだめ,
前日に,必要な画像だけメールに添付して自分のPCに
移せると教えてもらい,いくつかはできた.

最近のものははいった.

次は,留学時代に行った,「カリブ海」「東海岸のサーモン」
「大西洋のストライプバス」,「五大湖のスモールマウスバス」
「ヨセミテ」「キャッツキルナショナルパーク,特にロスコウの写真」
を貼り付けようと思った.
そこで,初めて気が付いた.要は「米国留学時代の写真」
が,すべて,消えてなくなっていることに.

帰国後も何回も引っ越した.
いろいろと聞いてみると10年以上前から
誰も見たこともない.

消えた・・・・

全く,楽しくなくなった.
それが判明して,二日ぐらいは,意欲が低下.

結局,なんとかかんとか,話ができるところまでのスライドが
できたのが,当日の朝の4時半.
帰宅して,シャワー浴びて,寝たのが朝6時.
9時からの手術に入って,予定の脳ドックが早まって説明.
それからスライドを見直して,14時から話をした.
最後の気力で魂の叫びのようにシャウトして,話をした.

終わった後は,

真っ白な灰になった・・・・  

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