米国で研究していて,その当時,
「Noと言わない日本人」なる本が日本で出されていた.
自分のボスはユダヤ人で「Noと言わせないユダヤ人」というので
本が書けるのではないかと思ったことが何回かあった.
ところで,
Do not say Yes when you want to say No
は,その当時アメリカでミリオンセラーになった本のタイトルです.
アメリカでもはっきり自己主張すれば,気まずくなってなかなか
Noと言えない状況,人たちがいっぱいいると分かりました.
今でも,軽く,「それは,自分ではなく,他の人の仕事です.」
あるいは,「それはあなたの仕事ではないですか?」
と言い返すことは,なかなか大変である.
相手とどこまで,渡り合うか?あるいは自分のやらないといけないことの
ために,譲れない部分をどうするかなどですが,
基本の基本は,「心の中で,ぐだぐだ悩んでいても,こちらに頼んできた方は
まったく,悩んでいない事実がある.」ということです.
悩む暇があれば,何気に断る練習をしましょう.
これも英会話と同じで,練習すれば出来るようになる.
と書いてあった.
最近は,勝間和代さんの「断る力」でしょう.
他にも似たような本は古今東西たくさん出ていると判明.
米国に行かないと分からなかったわけではないが・・・.