学会発表の量産のコツ その2

まずは,概念的なことは,その1で書いた.

具体的には

1)自分に関係した学会,地方会,研究会の日時を全部調べること.
それらは,毎年,ほぼ決まった時期にある.
総会は,自分の属しているものは,秋が多いが,春に多いものもある.
8月,12月はあまりないように思う.特に8月は少ない.
自分が,リストアップしたもので,大体15個ぐらいである.
それらで全部発表すれば,素晴らしいが,まあ,偏りはある.

2)すべての発表するつもりの会の抄録のデッドラインをリストアップすること.
早いものは,学会の5カ月前に締め切られてしまうものもある.
遅いものは一か月前まで受け付けている年一回の全国レベルの会もある.
大きな学会ほど,早く締め切られる.
今年の動向がわからなければ,前回の演題募集をみてみたら,大体の
ことはわかる.

3)学会の開催日をカレンダーに入れて,時間的な余裕があるかどうかをみる.
 2週続けてあったりすると,こまる.それは外来などに,突然大変な疾患がきたら,
  回らなくなるからである.
  最低2週間空いていることを条件に具体的に選んでいく.
  今年は,発表できない学会も当然でてくるが,
  来年に向けてのネタを忘れずに仕込んでおく.

4)抄録を送ったものは,すぐにスライド作成の工程に移ること.
5)今年は,この会は発表できないけど,このようなのが来たら発表してみようなど
  いくつかのプランを書きとめておく.
6)統計が必要なところまでのデータ集めも並行して行っていき,
 次の年の総会などの準備をする.
 うまくすれば,そのうちの1例を地方会などにまわせる.
  本当は,それに沿って論文も集めて,読んでいくのが一番効率が良い.

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