脳外科の隙間産業と思っていたことが・・・

最近,5年ぶりに脳外科総会にでて,
いくつか悟った.

基幹産業の脳動脈瘤,
隙間産業の,多くの手術,手技.

自分が考えているマイナー,特殊手術は,
1)内視鏡による頭蓋内血腫除去術
2)バクロフェンの持続髄腔内投与
3)難治性けいれんへの迷走神経刺激装置挿入
4)疼痛に対する硬膜外電極挿入(これは麻酔科)
5)パーキンソン病に対するDBS
などであろうか?

さらには,脳脊髄液減少症の
6)硬膜外自己血注入
などもはいるか?

7)水頭症のシャント,特にL-P shuntは,
皮下直下に入れないと圧が外から変えにくい.
また,最近はMRI対応型も出だした.

それぞれの部門は,それなりに進歩をしている.
ガラパゴス化したというよりは,
それらのdeviceは,ほとんどが外国製.

日本は,入り込む余地があるのかしら?

とにかく,あきらめずに60歳までは
ついていこう.

そのころには,自分は,用無しになっているだろう.

 

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