2017年の仁淀川冬期釣り場,ほぼ1日だけのまとめ

2017年は,高知県では,年末の12月29,30,31日の3日間しか釣らなかった.
29日は,15時半から17時まで.なんとか3カ所回った.
結論は,どこも水量が少なく,流れが遅い.
要は,フライと本物をアマゴがじっくり見分けることが出来るということ.

29日は,友人と昼食を食べた後,高知県はなんと暖かいのかとおもって,
15時半に釣り場に到着.フライアングラーはだれもいませんでした.
なんとか合流地点で,一投目に来て,興奮して合わせ切れ
それ以外は釣れなかった.サカナの半分が空中に浮いた.
力の入れすぎと
途中で他の場所も見たが,どこも同じ.

30日も昼食を食べた後で,15時前に到着.
17時頃には気温もさがり,ライズも全くない.
最後に投げたら,7Xだったが,自然にながれて,偶発的に一匹釣れた.
印象としては,なんとなく寂れた印象.30日もだれもフライをやっていない.
上流にも行ってみたが,明らかに誰もいない.

まあ,まったく鳴かず飛ばずでした.
元旦から自分は仕事なので,31日は,朝9時から出発.
10時に合流点に到着,11時40分ごろようやくライズ.
自分のミスで7Xの次は,細いティペットが10Xしかない.
6X 12 feetに7Xを4 feet結んで,先に10Xを40cmぐらいつけた.
激しいライズの時になんとかアタックしてきたが,気持ちが高ぶっていたので,
すぐに合わせ切れ.それからまた10Xを付け直してなど,結局,チャンスを逃した.
その日のうちに,高速通って自宅に帰らないと行けないので,後一カ所だけみて,帰ろうと決意.
以前に幾度か降りたところへ,ひらめきで降りてみた.

おりて,びっくり,流れもあって,水量もある.
何より,複数のライズが延延と続いている.
まったく流れ込みから少し流れがゆるくなるところから,大きなプールまで
延々と続く複数ライズの嵐.

最初は,あまりにすごいのでアマゴではなく,オイカワの群れ?と不思議であった.
それからは,一生に一回のライズ独り占めの時間が来た.
全くフライアングラーには会わなかった.


最初の1時間で5匹ぐらい釣った.
自分の巻いた,28番ぐらいの茶色のユスリカパターンに延々とアタックしてくる.
しかも,川底の下のほうから上がってくるので,こちらも準備ができる.
10Xを最後は2 feetはつけておいた.
ナチュラルドリフトの証拠であろう.

「びっくり合わせ」がないので,10Xでも十分合わせられる.
試しにbodyが黒で,CDCが焦げ茶色に変えると,間違いなく,
見に来ては反転して帰る.自分の周りは3 mmぐらいのユスリカの大群.
全部が薄茶色に見える.
小さいコカゲロウは全くハッチがない.
自分の作った28番クラスのヘロヘロフライは3匹もつれるとボロボロになる.
合わせ切れもふくめて,10個ぐらいの3 mmの大きさの薄い茶色からクリーム色の
フライは全部無くなった.


まあ,一生で一回のことだったでしょう.

それは,
1)仁淀川冬期釣り場の一つのポイントで11匹も釣れたこと.
  自分が上手な釣り人なら,20匹は簡単に超えていた状況.
  過去何年間も通ったが,こんなことは自分に取っては初めて.
  多くの合わせ切れを乗り越えて,11匹まででつり上げた.
2)10Xのティペットで釣れたこと.
  自分は普段の源流,藪では6Xがせいぜいであった.
  最初のカウンターだけしのげば,アマゴの全体重が乗ることがないので,
  引っ張られても全く問題ないと判明した.
3)自分の巻いた28,30のフライが大当たりであったこと.2年以上前に準備していたものが,今になって現場で役にたった.
4)オービスのクリアーウォーター6フィート2番のロッドを使ったのは3回目.そのために,2番のフローティングラインをオーダーしたが,初めて使った.
 キャスティングの距離が非常に近かったので,全く困らなかった.

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