今週の日曜日の昼間に
「成長と上達の秘訣」とかのタイトルで,45分
〇文教室の親御さんたちに話をする.
これは,大きな誤解がもとにある.
自分の息子が書道が得意で,
なぜか集中して練習する.
行書も上手である.県の書道展で,特選などになる.
彼には向いているのであろう.
自分は,小学,中学と書道でなにか賞をもらったことは,
一度もない.
書道教室の先生が
「きっと父親が長い手術も上手に???おこなう脳外科だから
息子も集中力があるに違いない」と誤解して,
上記の話をしてほしいと依頼してきたわけ.
息子も幼少のころには,音楽教室に通っていたが,
リズム感もなく,ついていけず終わり.
要は,向き不向きの問題で,
「彼には書道があっていた」というだけの話.
外科系の医師は「手術場に居さえすれば幸せ」という人が多い.
手術の時は,ほかの用事は全部断れるし,最高の時間.
手術をするために,ほかの雑用を必死で我慢してこなしている.
それを「(いやな)手術で,長時間,つらい作業をする」と解釈している
書道の先生は,根本的に,思い違いをしている.
イチローが野球を延々としているのは,
好きで才能があるからであって,
「イヤでイヤでたまらないし下手でこまるけど,
忍耐力があるからできている」わけではない.
と思う.
それを,また安請け合いして,講演する自分もおかしい.
この一か月間,本当につらかった.
しかし,おかげで,
脳の学習回路,
初心者から中級レベルへの練習法
さらに上級になるために必要な訓練方法など
いくつもの本を読んで勉強.
さらに先週土曜日に
リハビリの有名な教授のCI療法の講演会も聞いて,
上達の方法論は一通りの知識と見解と
今までの自分の足りていなかった部分など
多くの気づきはあった.
まあ,もう少しまとめて,勉強してお話をしてこよう.
数人しか来なくても,1000人の前で講演するぐらい,
気合を入れて話してこよう.
これは,成功哲学で有名なナポレオンヒルの本にも書いてある.
どんな時も全力で話をする.
それで開けることも,たまにある.
フライフィッシングのハイシーズンは捨てました.