日本で,中年危機は,どのような扱い?対処法?があるのか,
本を読んでみようと,「中年期危機」 「中年危機」などで
入れてみるが,ほとんど本がないことがわかった.
セカンドキャリアとしても,ほとんど「和書」はでていない.
midlife crisis で,ひいてみても洋書もほとんど出てこない.
「存在しないもの」として扱われているのか?
女性の更年期障害と,人生の中年期問題は,
医学的,生物学的な問題と,社会的,倫理的,経済的な問題で別物と思う.
以前,日本人女性の閉経年齢が50.5才とのデータをみた.
「50歳で・・・・」とは,ドラッカーも書いている.
彼は,その年齢を超えてから大量の書物を書いている.
ゲーテのファウストも完成したのが,78歳と記載されており,
偉人の行動様式を,凡人の自分に当てはめるのは,どうかと思う.
アマゾンで,midlife crisis で引いてみたら
洋書の一位に ”Fly fising through the midlife crisis” という本がヒットした.
これには,笑った.
日本語タイトルは「フライフィッシング讃歌」である.
1995年の本.
自分はその当時,初版を買って読んだ覚えがあるが,中年危機には程遠く若かった.
要は,「意味が分からなかった」と覚えている.
全部読むことなく,途中で,古本屋へ消えたと思う.
今,読み返してみて,やり残したことへの思いなどはよく理解できる.
自分の趣味が,こんなところで出てくるなんて・・・・
もういちど,少しずつ読んでいる.