フライフィッシングへ服も頭も切り替えて


15(日)
まあ,学会発表から3時間後には,
シャツもズボンも着替えて,
ガイドさんが運転する車に乗っていた.

いったい,どこへ連れて行ってくれるのか不明.
高速に乗った.SAに降りて水分を購入.

その後,夕方,16時半には最初の川へ.
ウェイダー,シューズを履いた.
ベストもみにつけて,
北海道らしく,

「リーダーを3Xに変更」直付け.

〇山で付けていた6Xは全くだめ.
気負いこんで道から川へ降りてみると,
前方にエサ釣り師がいる.
「やめましょう.」と別のところに移動.

三連休の中日なので,釣り人は多い.

まあ,いくらナビがあっても,非常に道がわかりにくい.

なんとか到着.

二人で道なき道を降りて行った.
降りるのは,簡単.
身体も重いし,ずるずると降りて行ったらよい.

そこで,とにかく,川幅5mもないところに
適当になげて,すぐに,小さなニジマスが一匹つれた.

その時,ガイドさんが,
「私も,あなたも,ベストを忘れてきました.
取ってきます.そこから動かないでください」と
また粘土質の激しい坂道を登っていった.

自分は河原に一人になった.
目の前の川に,ガイドさんが付けてくれた
大きな8番のマドラーミノーを適当に川のど真ん中になげてみた.

バシャンと来た.

また適当に引いてみると,なんとでっかいニジマス.

ネットもない.4番ロッドでずりあげたら,
ガイドさんが帰ってくるまでの時間がわからないので,
死ぬ可能性もある.

とにかく,ものすごい引きで,5mもない川の中を暴れまわる.

とりあえずテンションをかけながら,
ガイドが帰ってくるのを待った.

川の中で泳ぎ回る,余裕のニジマス

その間,自分のデジカメで川を撮ってみた.

自分でも,どこにフォーカスを合わせて撮っているのか
わからないが,とにかく,目を凝らすと川の中に
大きなものがいる.

5分以上,引き回されたが,無理に引っ張ってジャンプされると
その勢いで,逃げられることがある.
無理しない程度にテンションをかけ続けた.

無事,ガイドさんが降りてきた.

「おっきなのが釣れてます.ネットがない」というと

私のしなるロッドをみて,
「地球がつれましたか?」との質問.

「違う.違う,おっきなサカナ」というと

「あっ,ほんとだ,これは大きい」

ということで,無事ガイドさんの大き目のネットでランディング.

約40㎝,実際は38㎝ぐらいか?
川幅5mの川には普段はいない.
ダムから上がってきたものだろうとのこと.
しかも,入渓地点でつれるなんて,ウソみたい.

すごい.二匹目でこれは,できすぎ.

学会発表から数時間後には,
尻別川支流でフライでニジマスなんて,
嘘のよう.

前半は,カードケースなくしたりボロボロだったにも関わらず,
うまくいっている.

その後,さらに

とどんどん釣って,川の緩やかなところではイワナもつれて

絶好調であった.

初日は,満足の行く日でした.

おそらくニジマス5匹,イワナ6匹までは数えたが,
後は,忘れた.

大体が,どこら辺の川で,本日の泊まる旅館の住所が
どこなのかわからないまま,ガイドさんに
連れていかれて,無事,夕食,晩御飯とたべた.
ビールも飲んだ.
久しぶりのビールであった.

翌日の天気予報は,昼から,雨.

「昼は低気圧,雨で釣りにならないでしょうから,
朝,4時半に玄関に集合で,午前中に頑張りましょう」

とのこと.

寝不足と釣果とビールで,
その時はハイテンションでした.

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする