時間管理は行動管理.その前に自分の残り時間を測定


先週の金曜日,
脳動脈瘤の治療法関係の講演会に
行ってきた.

19時から20時の1時間しか無いのに,
18時前にくも膜下出血疑いの患者さんが
救急搬送されてきて,
画像撮ったりで,実は違っていた.
結局会場には19:40に到着.

聞けるところだけ聞いて,
後は懇親会,
なんと20年ぶりぐらいの先生にもあえて
驚いた.
「最近,何してますノン?」という感じ.

もっと驚いたのが,
懇親会の乾杯の音頭を
自分がしないといけないと
いわれたこと.

理由は「最年長だから」

時間はというか,歳月は待ってくれない.

自分は,救急関連,他の特殊な疾患などを診てきて,
これから,脳外科に戻って,
最後の仕上げに

脳動脈瘤の手術も,
もう少し上手になって卒業

と言う,ある意味
新人に戻った気持ちでいた.

それが,「最年長で乾杯の音頭」

なにか,自分の医師キャリアの設計が
狂っていた気がする.

大丈夫か????

人生設計という言葉があるが,
キャリア設計ももちろんある.

最後の2年ぐらい,頑張って,
ある程度うまくなれば,
多くの人は錯覚してくれるに違いない.
「ずっと前から上手だった」と.

時間というより,「歳月管理術」を勉強しないと
いけない.

Life long missionの完成に向けての歳月,
毎日の過ごし方であろう.

夜中に,月の光を浴びながら,
「人生は,あっという間.
時間は,過ぎてしまえば,あっという間」
と多くの,俳人などが感慨にふけってきたことを
自分も実感した.

朝方,夜型なんか関係ない.
起きている時間を最大限活用するのが,
「歳月管理術」であろう.

 

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