朝,駐車場の入り口の部分の赤い目印の位置を直しながら,
職場へ.
昼間に
「今日,駐車場のコーンを治していたでしょう.娘をちょうど連れてきていて,
あの人は,いい人と娘が言っていた」とのこと.
気がついたので
「あの人は先生なんよ」と説明してくれたような.
知らないところで,褒められていた様な.
そして,夕方,外来で紹介状を書いていた.
ちょうど,その日に辞める職員が来て,
「父がお世話になりました」と感謝された.
自分は,全く全然,おぼえていない.
どうも,脳ドックで,顔面のいぼのような皮膚病変ができていることを
相談に受けて,見た目も怪しかったので,
自分は,すぐに取った方が良いような説明をしたらしい.
実は,それが希な皮膚癌で,全摘出ができて良かったと言う話であった.
自宅に帰ると,カタログが来ている.
これは,好きな商品名を書いて葉書を送れば,それを送ってくれるもの.
結婚式などでよくある.
それにしては,高級品が並んでいる.
それで,自分は特にほしいものもなく,
嫁さんが「望遠鏡がほしい」とのこと.
自分は,安っぽい双眼鏡は持っているが,望遠鏡は持っていない.
「どうぞ」
昔から星が好きだったが,望遠鏡はなかなか買えなかったとのこと.
まあ,喜ばれた.
日頃,褒められたり,感謝されたりは,ほとんど無い.
「治療して良くなって当たり前,悪くなったら許さないよ」
と言う世界に身を置いていると,
関係ないことで,褒められたり,感謝されたりすると
ホッとする.
まあ,そんな日もないと.