リフレッシュ (リスタート)休暇の顛末 その1

病院でリフレッシュ!?

うまくいかないように出来ている.

まず,リフレッシュ休暇は10日間.
土日を入れたら12日間もらえる.

最初は,4月13日から24日までを予定していた.
それが,14,15,16が学会で,ほとんどの医師が出席するらしい.

それで,自分は「留守番」となったので,
休みが取れなくなった.
と言うことで,4月20日から5月1日までとした.
連休が入るので,少し損をした気分.

問題は,患者さん達.
誰が見ても,同じ結果,説明になる脳挫傷や脳出血は
他の医師にお願いできる.

問題は,自分が専門的に行ってきて,
他の医師では,解決困難な疾患の患者さんが入院したりすると
どうなるか?

点滴だけで改善するかと思ったが,さらに増悪した.
そこで,外科的治療に移行することになった.
18(月)の検査でも明らか.これで覚悟を決めた.

19(火)は一日中,外来.
次の日から休みの予定なので,大量に予約をいれていた.
自分のリフレッシュ休暇が始まるが,どうするか?

時間はさかのぼる.
4月から保険が認められたあることをしたかった.
そのための「施設認定」の書類も提出していた.
それで,腰椎穿刺針も特殊なものを3月中に購入をしていた.
すべてのことが出来る準備は完了していた.

調べてみると,特に○○症候群に△△症が合併することは,
英文では20%であるが,日本では報告例が2006年までには,
皆無であった.
自分の働いている病院の保険適応第一号にふさわしい状況.
自分がやるしか選択肢はないと覚悟を決めた.

それで,20(水)に検査,21(木)に治療.

治療後の経過もみて,画像も確認して26(火曜日)には
良くなって退院した.
その間に,残っていた書類などはすべて済ました.
まあ24(日曜日)は,
朝だけ回診してフライフィッシングに行った.

26(火)にその患者さんは無事退院した.
考えていたダムの対岸へのフライフィッシング行を決行した.

夜の暗闇の中,なんとか帰宅.
そして27(水)から,ようやくお休みである.
ヘトヘトになって,起きて朝から準備して,
13時には自宅を出発.ようやくリフレッシュ休暇に入りました.
なんとかかんとか初期の目的は達成する方向で.

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