落ち込んでいた時に呼んでいた本 2

落ち込んでいた時に読んでいた本.

ドラッカー流 最強の勉強法  中野 明  詳伝社新書

この本では,非常にうれしいことが書いてある.
ドラッカーほどの偉人になると,健康な体力がもとにあるが,

基本の基本は,テーマを決めることだが,
その前に,「3か月で勉強する」「3年で勉強する」ものに
わけていること.
とくに社会人は,自分もそうだが,資格試験は年をとると卒業する時がくる.

いわゆる,入試や資格試験は,自分の得意分野も最高は100点満点しかない.
A部門で100点,B部門で100点,不得意のC部門は30点では,
総合的に上位には入らない.
あるいは,一つの部門でも不合格になれば,全体で不合格になる試験も多い.

だから試験勉強では,
「苦手な,不得意部門をある程度まで上げる努力」が決め手になる.

現実社会は違う.
得意分野で突出した人たちが争うのが現実社会である.
とうことは,A部門での最高得点が1000点満点のなかで,
300点の人,500点の人などが争う世界である.
野球でも,将棋でも,プロ同士なら勝率7割になれば,その年は優勝,名人に近い.
彼らが素人の集団と戦えば,トータルすれば勝率は9割5分近く行くと思う.
しかし,専門家,プロ同士が争えば,当たり前だが勝率は5割前後に近づく.
最下位になったところも勝率は3割ぐらいはある.
5%しか勝てないなどのプロ集団はない.

要は,ある部門で専門家として戦うためには,
「得意分野をとにかく伸ばすこと」のための勉強を怠らないことである.

テーマ決定についても深い.
まあ,深く広大な世界の一部を切り取って,俗人にもできるように
簡単にまとめてくれてあった.

自分にとっては,「3か月で何をするか」決めるのが大事.
さらに3年間で何をするかも大事.その方法も書いてくれてあり,
なるほどと納得していた.

テーマは「強み」「機会」「価値観」で決める.
まあ,「飽きる力」と合わせても,
次の3か月,3年間は何をするかは決まってきたので,
落ち込んでいた,要は今までのやり方に飽きてきた自分を
見直せました.

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