ブレインストーミングの
本当の意味知ってる??
この前は,ブレインストーミングの原稿が,
隣の机に置いてあったので,
上の端にのっていた用紙に書いてあることを
偶然みて驚いた.
各部門がそれぞれ,強みとか改善すべき点とかを書いた紙をみて
検討する.
ただの「陰口」みたいなこともそれなりの数,書かれている.
「救急部門は脳外科の医師が代表でしているので,
中途半端である.」
と書かれたものを見て驚いた.
「それなら,おまえがやったらどうや」
「書いた,あんたが専任でやれよ」
と言いたくなる.
あるいは「以前はとっていた救急患者を取らなくなった」など.
笑う.
気管挿管もできない医師が数名当直しており,小児の脳挫傷などは
今の時代,絶対,小児科もいない病院でとってはいけない.
熱傷なども専門病院でもないのに,
昔はどこでも形成も皮膚科もないところでも
とっていた.
昔は,脳外科の手術の麻酔も外科の先生がかけてくれていた.
いまそのようなことをすれば,何かあれば一発で賠償物である.
とってはいけない疾患のリストも,患者と職員のために作ったようなもの.
そのぶん,とれる患者はこの程度とガイドラインを自分は今年つくった.
「めだかの学校」の「めだか」には
大海にでたサーモンの経験は想像がつかないのであろう.
「我のすることは,我のみぞ知る」と竜馬が慨嘆した状況とは全くかけ離れているが,
「下には下がある」現実.