フライキャスティング, 自己流の限界

自分はフライフィッシングはしばらくできなかった.
2004年に,○山から○知に単身赴任になって,
仕事と用事がはいりすぎて,いけなくなった.

その間のフライフィッシング界の大きな変化は
1)ラージアーバーリールの普及
2)ダブルハンドのロッドの普及
3)ダブルハンドロッドの普及に伴うスペイ,スカジットなどの新しい
  キャスティングの導入,しかし広く普及ということにはまだ少し.
4)新しいシューティングラインなどの導入

以上をうけて,
5)キャスティングスクールの普及,インストラクターの資格(FFFなど)の制定など

がある.
その結果
6)本流,海など大きな魚をターゲットにする
と,言う風にターゲットが変わってきた.

それはそうと,自分なりに練習しても,距離がでない.
一度,上手な人に見てもらうと,130km先の専門店に電話して,
みてほしいと頼んで,朝の8時に出て,道に迷いながらなんとか到着.

そして,近くの川で自分のキャスティングをみてもらった.
瞬時に欠点をいくつか指摘された.

1)投げる最後の時に,手が時計と逆まわりに回っている.
  それで,ラインがよれていく.
  要は,ストレートを投げずに,シュートを投げている感じ.
  それでは,まっすぐ前方にラインは飛ばない.

2)バックキャストの時に,右手は後方にはね上げてそして下げる動きになっている.
  それでは,ラインが後方に伸びない.一度ラインが上に上がってそして下がるので,
  一番先端は早く地面に落ちる.それでは,急いでフォワードキャストに入らないといけない.
  要は,後方へのキャスティングでラインがまったくのびない.
  それでは,ロッドをふるだけラインの力がぬける.
  それは,
   ロッドをフルという行為では先端が直線加速度を得ながら直線状に動くことが大事.
   しかし,最初にから途中までの山型の頂上までで加速の最大を使って,後方に向けては加速度がおちている.
   手関節,ひじ関節,肩関節の円運動の組み合わせで,ロッドの先端がロッドが曲がりながらも直線になるように.

    要は,回転加速度の組み合わせで,ロッド先端は直線加速度を得るように動かすのがキモ.
    そして,加速度の最大はロッドを止める直前であって,山なりになる最初の時ではない.
    
    ロッドの硬さで曲がり方が違うので,自分に合った練習用ロッドがいることになる.

  
1)と2)を治さない限り次には行けない.

3)テーリングの問題
  これは,ロッド先端が上下に動いている.ロッドがしなった時に,高さが上下しないように
  調節が必要.
  2)でもそうだが,一番大事なのは,ロッド先端が直線に動くこと.
  上下すれば,ラインもそれに合わせて上下する.テコの原理でラインの先ほど大きく上下する.

目標は,前後からみて,ある細い面の中をラインが前後しないと行けない.
4)面ができていない.細い,挟まれた面の中を前後しないとだめ.
  前後にフォールスキャストする度にラインが通る面が異なるのは先端にとっては角度が大きくつく.
  パワーが先まで伝わらない.
5)他にも,やはりラージアーバーリールが必要.
6)ラインも練習用ラインと釣り用ラインは使い分けたほうが良い.

などであった.

左手の引くタイミングはダブルフォールするときには合っているような.

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