今日は,朝からフライフィッシング.
岡山は8月末までとは知らなかった.今年最後の戦いのつもり.
その場所の天気予報も今はネットで住所を入れたらわかるので,
前日に調べると14時ごろには,雨になるが後は,曇りとなっている.
午前中は,見事に晴れて汗びっしょり.
午後12:00頃から,時にパラパラと雨がふったり,また晴れ渡ったり.
そして,13:00には突然土砂降り.
川の中にいて,木の下に逃げてもまったくだめ.
それから,10分ぐらい降り続くと,急に水かさが増えてきた.
20cmぐらいのところが40cmに,みるみる増えていく.
流れも強くなる.
大体が源流に近い場所なので,川幅は3-5m程度.
急に噴出するように流れが速くなる.
川通しで上がっていたので,川から道に上がるところを探さないと危険.
少し戻って,道のそばの壁になっているところまで来たが,
高すぎで角度も直角で登れない.
すこしさらに戻ると,古い壁で,高さは何とかなりそう.
水面はさらに盛り上がってくる.
フライロッドを投げあげて,生えている草を握りしめて
思い切り身体を持ち上げて,なんとか上がれた.
そこは古いお墓がいくつもあった.古い工事の場所だったのであろう.
お墓の横を通ってすぐに道にでた.
驚いた.小さな田舎道が川の流れのようになっている.
バシャバシャと音を立てながら少しあるいて,屋根のあるところで雨宿り.
しかしまったく止まない.
濡れついでにそのまま,自分の車まで戻って,
椅子には,ビニルを敷いてそのまま運転して
近くの温泉に行った.
まあ,撃滅された感じ.
温泉に入るころには,雨も止んでしまった.
温泉から出て来てみると
道も普通に戻っている.
しかし,多くの用水路とか,川の横の壁の穴のあいた所から
水は直角に噴出していた.
上流だから濁ることはそれほどなかったが,今回は鉄砲水はどうしておきるのか
の実際を経験させてもらった.
要は,川そのものに降る雨の量はそれほどでない.
しかし周囲一帯に降る量は,その何倍にもなる.
それが,当然のことながら川に流れ込んでくる.
まあ,川はそのためにあるようなものなので,
急にスコールのように雨が降れば,30分もしない間に鉄砲水は出現するとわかった.
雨が続けば,大変なことになっていたような気もするが,
所詮は岡山の里川なので,いざとなれば,山側に上がってもやり過ごせたのは間違いない.
山の上などなら,危険度はかなりあった気がする.
めったにない経験をした.
サカナもまったく,釣れなかった.