自分の,時間管理の方法が雑誌に載った.
面白いのは,その雑誌が創刊から30年経ったので,新装開店というか,
雑誌名が10月から変わること.
最後のネタが無い時のつなぎのネタとして出た気もする.
まあ,どうでもよい.
医師の転職雑誌で,1981年からあったもの.
当時は,「勤務医」から次は「開業」するしか医師の選択肢はなかったように思う.
今のような救急体制,災害対策,世界的な疾患の流行など
大きな新しい問題は,出て来ていなかった.
1985年のAIDSがグローバル化のはじまりだった気がする.
当時はまだまだ「日本国内」だけの話で完結していた.
開業のうまみも無くなった.しかも,日本の国自体が右肩上がりの時代が終了.
税制の優遇処置も減少.医療は赤字産業としてとらえられた時代から,
「インフラ」で自衛隊,電力などと同じような扱いになった.
まあ,最大の変化は,「老人国」になったこと.
ここまで高齢社会が来るとは,誰も実感がわかなかった.
世界中が人類未経験の時代を迎えているので,青息吐息も当り前であろう.
自分も時代に流されながら,その時,その時に必要なものを努力して身につけてきた.
振り返れば,医師になって26年が過ぎた.
残りの時間を,何に使うかは決めてはいるが,すこしずつ変化はしていくような気がする.