慣れた人なら一瞬でわかる.
旭川ダムで,フライフィッシングをしていると,
ハスのほうが多く釣れる.
絶対数がハスが多いからかも.
あるいは自分がポイントを読み間違っているのかも.
自然繁殖しているのは,オイカワと同じ印象.
オイカワもよく釣れるが,それは今回は割愛.
夕方にはライズする.というかジャンプする.
段々慣れてくると,「今のライズはアマゴ,さっきのはハス」 とわかる.
自分も4年間通ったので,わかるようになった.
1)ハスライズ
追いかけてきてライズする.
あるいは空中に身体ごと飛び上がる.
飛び上がったカタチは,頭が一番大きい,
尻ヒレまで徐々に細くなる.
身体が「硬い」感じ,硬骨魚?という感じ.
色は,背中の黒と青と背中から腹にかけての
淡いブルーと腹の銀色で光る感じ.
単純に言えば,銀色で頭でっかちに見える.
ガンメタという印象.
水面に落ちるときも,ドッポンと音を立てて落ちる.
ライズの音だけで,わかる.
豪快な音,姿,波しぶきが特徴.
ライズしたからといって,その場所に定位しているわけでは無く,
泳ぎ回っている.
まとめ
ライズの形と波紋:
激しく,大きくライズする.
身体が飛び出すのは当たり前
非常に大きな,波紋.石をその場に投げたような感じ
常に追いかけて,水から飛び出すような感じ.
ライズの音:
身体全体が飛び出して,ボットンと身体を伸ばしたまま落ちる.
大きな音なら,まずハスである.
ライズの時にみえる姿,形,色:
まず,頭が一番大きい.
頭から尾びれまで徐々にスマートになる感じ.
見える形は伸びきっている.直線状.
色は,背中が黒く,お腹が銀色である.
反射して,ぎらぎらと光って見える.
光って銀色に見えたら,ハス.
2)アマゴのライズ
小さなリングが水面にできる.ピシッとかパシャッという音.
ジャンピングライズの時には,頭が小さい,
腹側は「真っ白」なので,白く見える.
また,身体全体が飛び出しても,前後に丸くなる.
水に落ちるときも,ボッチャンと音はせず,
シンクロや高飛びの時に波しぶきをあげないで入る 時のような印象.
身体を回す筋肉中心の印象.
白く,前後に筋肉を使ってクルッと回る感じ.
背面は上からみたら緑に見えるが,
斜め横から 普通にライズをみたら,白く光を反射しない.
ギラギラしていなければ,アマゴ.
素早く,筋肉を使って最小限のことだけする印象.
アマゴライズ
ライズの形と波紋:
小さな波紋,身体全体が出てくることはない.
口先だけ出して,すぐに下に潜る.
要は,カゲロウを食べるために,前後に弓状に弧を描いて,
最小限の口先だけを出して,水の中に入る.
小さなライズの輪っかが出来ればアマゴ.
ライズの音:
ピシッ,とかパシュッとか鋭く小さい音.
小さく,鋭い音ならアマゴである.
もちろん,音が小さいから「小型」ではない.
大物ほど,ひっそりと動く.
ライズの時にみえる姿,形,色:
時にジャンピングライズもあるが,まず頭は小さい.
身体を前後に弧を描いている.
頭が小さく,白い反射しない腹が特徴.
サカナは,とにかく前後,左右に曲がって見える.
アマゴは,ライズした近辺に居る.
ダムのワンドなどでもスクーリングしていても,
ライズがあれば,そこに投げれば,良いことが多い.
ボートからのルアーを使っての釣りも,
ライズを見つけてボートで追いかけていって,
ルアーを投げたら釣れるというものであった.
それでもハスが釣れてくるのは,
ハスは四六時中何かを追いかけて泳ぎ回っているからであろう.
音だけ聞いて,今のはアマゴのライズ そ
れならそこへ投げてということで,
4月26日にも釣れた.