落ち込んでいたときに読んだ本5


ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター 白根美保子 訳 筑摩書房

この本は、大冊である。
米国で不動産で成功した有名な
「金持ち父さん,貧乏父さん」の続きの本.

 

しかし,すごいのは1件の物件を契約するのに
100件の物件を見て回ること.

そのうち10件に買い付け申し込みして,3人の売り手がそれでいいと言えば,
その中の一つを契約する.

要は一つの不動産を買うのに100件の以上の物件を見ないといけないこと.

ここまで徹底すれば,まず,失敗する確率は低い.
それでもほかのところには,10件の契約物件のうち,2件は素晴らしい.
2件はまるで駄目とわかる.
ダメな2件はすぐに売る.素晴らしい2件も価値が上がるので,すぐに売る.

残りの6件を工夫したり,付加価値をつけたりしながら運営.

ということは,10件契約するのに1000件をみて,それでも2件はカスをつかんでしまう.
良いものに当たる確率は2/1000であるとわかる.

ほかにも,「見ている現実が違う」など,哲学書のごとき内容.

医師は,起業家,投資家,従業員,自営業者のどの4分類にもなれると書いてあった.

お金持ちになるには,多くの人たちに安い価格で良いものを提供すること.

不労所得の率を上げること.
自分はこれから当直に行くが,一つの仕事で一単位の金額,
レバレッジの率はまったく1:1でまったく上がらない.

専門職は技術によるが,年収は米国で十万ドル,極めた人たちで50万ドルとかいてあった.
だいたい合っていると思う.心臓外科医で5500万円,脳外科で4500万円と書いてあった.
おそらくそれが上限であろう.

ほんとに良い勉強になった本.

自分が得られる不労所得は,不動産ではないことは確かである.
それでは何か?  答えはわかったが,それは次回.

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