ワークシェアの都合のよい定義

どうも,日本がダメになった理由の一つであろう

ワークシェアが多くの職場で言われているが,

その本質は
「能力の足らない人の仕事を,能力のある人が助ける」ということで
使っているような.

「助け,助けられ」の関係よりは,

「本当はできない人」が,世の中には存在するが,
その人たちも生きて行かないといけないので,
その人たちには最低限の仕事をしてもらって,残りを優秀なスタッフたちが
カバーして,みなが生き延びるということ.

それをすると,世の中はいびつにできているので,

一歩譲れば,二歩踏み込む
という形で,できない人たちの要求がだんだん増えてくる.

それをお人よしの能力がある人が倒れるまでしてあげるというのが,
今の日本の姿であろう.

しかし,大きな不況になったり,縮小,出費制限が必要になれば,
そのできない人にやめてもらって,出費は多いが,収益の少ない部門は
なくすであろう.

ワークシェアで,自分はこんなに得をした.
ウィン-ウィンの関係になった話は,自分の周りではない.

要は,表面的なおためごかしの新表現であろう.

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