ハラスメント委員会の役割 ハラスメントにもいろいろ

有名なハラスメントは,やはりセクハラであろう.

どうこれは,自分に言わせれば,単純で,解りやすい.

結婚した女性に「子供はまだできないのか」というのもセクハラとのこと.

相手が気にしていて,嫌になればハラスメントになるが,

「子供ができないのか」はセクハラというよりは,
常識的な会話の問題になるので,モラルハラスメントになる.

次は,権力のある側が,ない側にいやなことを発言する.あるいは押しつける.
これは,パワハラで解りやすい.

いわば,上の3種類は,個人が個人におこなうものであることが大半である.

いわば,ある常識外れの,ある個人が,間違った思い込みで,あるいはストレスの
はけ口として,被害者に被害を与えるという感じ.

次は,いわゆる「いじめ」のなかで,クラスで,一人をのけものにするとか,
全体で,一人を攻撃すること.

会社では,小学校のような「いじめ」はあまり無い.
それは,数十人が同じ地位,身分,均一化した集団は会社にはあまりない.
普通の会社なら,一つのフロアに5種類ぐらいの身分の人が働いている.

まあ,集団でのいやがらせなどは,
社内のハラスメント委員会ぐらいでは,解決できず調停,裁判になるであろう.

ものすごく大きく解釈すると,資本主義の労働者は搾取されて支配階級に
ハラスメントを受けているとも解釈はできるが,大きすぎる.

要は,個人レベルのハラスメント.
一定の人数が関与するハラスメントがあるが,

自分の言いたいハラスメントは,違う.

会社,あるいは病院,企業,部署自体がハラスメント
となってしまうことがあると言いたい.

個人犯罪に対して,組織犯罪というものであろう.
米国ならCIA, FBIがでてくるレベル.,,

マフィア,暴力団の日常的な搾取が意図的なもの.

しかし,意図しないものもある.

その形成されていく過程

1)ある,人がそこで働きだす.
  その人は,最低限の能力はある.しかし,できない部分はたくさん.  
  仕事は,その人は,適当に流して,与えられた最低限をするつもり.
  人の間に立っての調整力がない.
  自分の発言に責任を取るつもりがない.
  職場の仕事よりは,職場に,休日の遊び相手を探しにきている.
  などの特徴がある.

  
   まわりは,この人が窮状を助けてくれる.
   アドバイスをしてくれると期待している.
   年齢もあるし,以前の職場も有名なら,
   それなりの仕事はしてくれる.

 最初の食い違い

   追い出した方以前の職場からは,ある時期がすぎて,
   すこしずつ情報がはいってくる.
   それらの意見は「悪い人ではないけど」というのに集約される.
   
   悪人なら,どこでも働けない.

   そういう人が来たことで,1,2年とその職場の全体の力がすこしずつ落ちてくる.
   
   周りはリーダーになってほしい.いわゆる長になって全体に差配してほしい.
   少なくとも,肩書きは,そのようになっている.
 
   実際は,肩書きは,生活のためと本人は解釈している.
   
   徐々に広がる,「なんとなく,おかしい感じ」

2)その人は,平日も理由をつけて休みだす.
  最初は,ほんとの理由であろう.
  そのうち,自分が出勤してきたときには,なるべく仕事が入らないように
  徐々にシステムを変えていく.

  今日はここまで,続きはまた今度

 ハラスメント委員会には,報告はこない.その部門の売り上げが伸びないのは
 不況のせいなどと皆は思っている.
  
   

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