二日前のフライでの惨敗から,
まあ,ルアーなら「少しは」簡単とは思う.
朝から,「今日は結果を出そう」と決めていた.
途中でカツオ漁船を追い抜いて行く.
いろいろな場所に,ポイントがある.
きれいな海.
しかし,嫁さんからは,旅行前から,
「あなたは,サカナを見て,海を見ず.海のきれいさを楽しんでいない.」
と本当のことを指摘されていた.
その通り.
しかし,人生の鉄則は「ほんとのことは言わない.」が正しいと思う.
去年は,ルアーでは,息子が40匹近く,釣りまくった.
一投目からカスミアジの50㎝クラスが釣れた.
風もあり,今日は,一人でボートチャーターである.
家族は,釣りにはついてこないことになった.
そんなこんなで,12日はフライは,朝の10分ぐらいで,
あっという間にあきらめた.
ルアーに変更した.
それで,二日目は,朝からルアーに変更していたので,
投げて投げて,投げまくった.
それでも,フライを投げるより100倍は楽.
遠投できて,
ポイントも狙えて,
「ルアーフィッシングって,こんなに楽しいの?」
という感じ.
ガンガンとはいわないが,まずまずつれた.
鳥山で,バイトはあっても逃がしたりと,なかなか・・・・
まあ,15匹はつれたが,午前中はそれでも自分的にはうまくいかず.
一回,ドラグが鳴って,そのまま切れてしまったのもあった.
50㎝クラス以上が釣れていない.
初めのうちは,サンゴ礁に入られて,2回あげられなかった.
1秒でも,気を緩めると,サカナの頭が下を向いて,サンゴ礁に
入る.それでラインがひっかかり,彼らは逃げれるという状況.
段々と,投げるポイント,巻き方,かかってからのテンション
を緩めないコツなど体得していった.
午前中は,その学習課程.
午後には,
なんとかカスミアジも釣れた.
しかし,小さい子供.
最後のポイントに移動.
残りあと40分ぐらい.
潮が満ちてくるので,大き目の魚が入ってくるらしい.
全く,最後まであきらめないつもりだった.
ここで,釣れないとパラオ旅行自体が,
マイナスの思い出になる.
執念のような気持ちであった.
最後の15:45から,16:10ぐらいまでに
大きな「ホシカイワレ(カッポレの仲間)」がきた.
これは,ルアーを半分後ろから飲み込んでいたので,
血が大量に出た.
それで,日本料理屋さんに持っていくことに.
すぐにしめてもらって,なんとか,晩御飯になる魚を一匹ゲット.
よーし,もう一丁と
次に投げると,50cmはある,
「ロングノーズエンペラー(フエフキダイの仲間)」
が続けて来て,ようやくパラオの釣りが
完結した.
まあ,この二匹を日本料理屋に持って行って料理してもらうことにした.
その後,次の一投で,ハタもきたが,それは海にリリース.
なんとか,16:30の予定時間までには,
「今回も楽しんで,自分なりの大物も釣った」状態となった.
帰港して,ホテルへ.
シャワーあびて,19時に食堂へ行って,食事.
刺身,につけ,フライ,すし,アラの赤出汁,すべてががおいしかった.
まあ,それがパラオの最後の晩餐.
後は,ホテルに帰って,夜中発の飛行機に間に合うように,
荷造りして,2時間ぐらい横になって,日本に帰ってきた.
日本のほうが暑い.
パラオでは,冷房なくても25度程度で,良い避暑地みたいな感じであった.
日差しが強いときは,大変だったけど.
今回は,SPF30の釣り用のシャツに,
SPF50の日焼け止めクリーム.もう一つ高級なSPF30の日焼け止めクリーム
さらにスプレー式のSPF30の液体を持参して,徹底的に
日焼けは抑えた.
さらに首に「Buff」を巻いて行った.
なんでも経験.
去年の3月に,初めて行った時からの熱狂が終了.
海は,ルアーのほうが面白い.
フライは,近くのターゲットを探して,狙う釣りのような.
絨毯爆撃みたいに,全体を責めるにはフライは不利であろうと納得.
もう,しばらくは,よいかな・・・・・