人より、たくさん働いて、あるいは特殊な技能があって、
例えば、日本一の投手になって大金をもらうなどは、
お金持ちと言ってよいと思う。
ほかに、良く出てくるのが、
「勝ち組の老人たち」
多くの年金をもらう。
年金ができたときは、72歳の会長が、
「医療費もただ、年金ももらうなど、
自分はいやである。」と言っていた。
今の老人は、年金がもらえるが、
それは、若い人の収入より多い。
年収200万円ぐらいの20才台の人はざらである。
年金が月30万円ぐらいの高齢者も多い。
それも、勝ち組でお金持ち扱い。
最近、気がついた。
勝ち組、あるいは成功者、あるいはお金持ちの定義には二つある。
一つは、
1)大量に仕事をして、大金を稼ぐ。
要は、仕事量も多く、収入も多い。
資産も多い。
古典的なお金持ち。
2)働かなくても、一定の収入がある人。
これが、今の年金がもらえる高齢者などであろう。
あるいは、日本で収入をえて、
物価の安いアジアのほかの国で生活するなど、
仕事量が少なくても、それなりの生活ができる状態。
の二つに大別される。
そうなると、
A.バリバリ働いて、高額の給料は、(1)になる。
誰も文句は言わない。本人も、周りも、給料をだすほうも。
それなら、
バリバリ連日働いて、ほかの、
それほど働いていない人たちと同じ給料なら
どうなるか?
要は、長時間、土日も、夜も働いて実績もあげて、
単純に言えば、平均の働く人の40%長時間働いて、実績は50%多く、給料が5%しか多くなければ
その人は、お金持ちの定義からすると、
まわりの人とくらべて、 貧乏 ということになる。
もう少し言えば、朝から晩まで、ものすごく仕事をして実績をあげて、
10%しか給料が高くない。あるいは、
日本では大半がそうだが、ほかの人と同じとなれば、
その人は相対的に貧乏となる。
同じ給料が確実にもらえるのなら、
「少しでも働かないほうがお金持ち」となる。
時間当たり、実績あたりの、
もらえる単価が割安になるようなことはしないほうが賢明。
要は、「金にならない。収益にならない労働」は断って、
さっさと帰宅するのが、
金持ちになる秘訣である。
ほかの人より、仕事をしないのではなく、
最低限はして、それ以上しない人が
お金持ちの仲間入り。
余分にできた時間に、別のことをして、
収益につなげれば(1)のお金持ちの仲間入り。
それか、仕事もあまりせずに(2)のお金持ちの仲間入りか?
自分は、貧乏なのであろうと納得した。