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長距離を短距離の早さで突っ走る男


このキャッチフレーズは,誰でしょう.

男性なら,まず,
誰もが1度は読んだことのある漫画.
スナイパーで,成功率99.8%を誇る男.

有名なというかなんというか,
「ゴルゴサーティーン」のキャッチコピーに
使われていました.

自分も,仕事に趣味に突っ走りましたが,
「人間の気力,体力,やる気は有限」と最近は
実感しています.

大体がゴルゴサーティーンは自分が
小学生だった頃から超一流のスナイパー.
今もずっと同じ.

自分は今は50才をとうにすぎた人間.
むしろ,ゴルゴに仕事を依頼する側の人間に
なったようなもの.

漫画やアニメは,活躍するシーンだけを
描けば良いので,楽ですわ.

ゴルゴが元締めになったり,管理職になったり,
多くの仕事のマネージャーになったりでは,
ファンは遠のいてしまう.
しかし,現実の人生では,1年経てば,1才年をとる.

ゴルゴの年齢も,今は90才ぐらいではないか.

自分としては,「現実を受け入れるゴルゴサーティーン」
は,どんな風な人間になっているのか考えた.

まずは,老眼鏡と望遠鏡を合わせた特殊ゴーグル.

手の震えでひきがねが引けないために,
GPSと自動照準を備えた,スナイパーライフル.

長時間の待ち伏せにあわせた快適なリクライニングシート
経管栄養食品と点滴セット.

敵の細かい音も聞き逃さないための補聴器
などをもって,しばらくは第一線で活躍するが,それも
困難になれば,後はマスコミに過去の実績を曝露して,
一儲け.
一つずつの案件毎に
スイスの銀行口座に振り込んでもらう.
同じ出版社,マスコミとは,仕事が終わって2度と顔を
合わせないのは,彼の流儀.

まあ,突っ走ったところで,
「一人の人間の人生は,過ぎてしまえば,
あっという間」は同じ.

人生あっという間.
速く走っても,あっという間は同じこと.

最近,毎日,毎日,感じる.

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