結局「手帳」は,紙とUltrabookの併用以外はないのか?

この季節になるまで,いろいろと試行錯誤をした.

 

しかし,うまくいかない.うまくいかない個人的な理由

1)手帳に記載する内容
自分の使う,A4 4穴バインダーには,
外来途中に,紹介状,返事などを書かないと行けない患者名とカルテIDを
急いで書いておかないと,外来が終わった後は,わからなくなる.
毎回,朝から晩までで多いときは7人ぐらいは,詳しい情報提供書をかかないといけない

A4の半ページが1日なので,必死に殴り書きである.
自分の印象としては,
電カルには,オフィスのワードも入っているので,
それにコピペしていくのが,正しいようにおもえる.
電カルは,外のネットにはつながっていないので,
そこで,外来が終わった後で,プリントアウトして4穴の穴を開けて,
バインダーにはさめば良い.

まあ,「なぐりがき」がコンピュターでは出来ないので,
コピペができるようにして,外来が済んだらプリントアウトで良いような気がする.
なんか,これならA4バインダーがいかせる.
絶対,ウルトラブックには,時間が無い外来では,
入れたりは出来ない.

2)院内移動中の「救急車搬送の電話」
移動中に「何歳の性別で,意識レベルは何で,バイタルは何で・・・・」
という消防の情報センター,あるいは他の市の救急隊からの
直接の電話.
これは,白衣のポケットに入るバイブル型の白紙の紙に
どんどん,廊下なのでその場で書いていく.
そして,適応症に応じて,必要な科の医師へピッチで
連絡する.
そして,情報を書いた用紙は,救急外来に持って行ったりする.
これも緊急性のある場合なので,コンピューターやタブレットでは,
記録は無理である.
うまくすれば,ボイスレコーダー機能で,タブレットなどでもそれは
可能かもしれないが,その情報を渡せない.

要は,メモ用紙として,紙は必須である.

手帳には,そのような機能は無い.
バイブル型の6穴のメモ用紙の束が常に持ち歩かないとダメである.

まあ,「手帳の機能」とは,全く別の「用紙としての機能」
が必要なわけである.

まあ,その二つの他は,
3)スケジュールが次から次へと変わる.
消しゴムで消して書き込まないといけない.タブレットでもコンピュターでも
時間があれば,消して,書き込むことは可能だが,
持ち歩いているうちに,ピッチで用事が入る時代に,
ウルトラブックをあけて仕事をしていることはない.
近くの紙になぐりがきするなら,ポケットにはいる
ボロのバイブルサイズで十分.

それなら,超整理手帳for Ipadなどはどうか?

コンピュターで書く予定は,毎日のバタバタしたことではなく,
長期的な,今後の予定などであろう.

それらは,来年の学会であったり,再来年の予定など,
長期的な予定をいれるには,PCの方が便利である.

人生全体の予定は,PCにいろいろなことを書ける.

長期的なビジョンなど,全体的な計画とかを考えながら
記載するのはその方が良い.

まあ,PCの手帳とは,落ち着いたときに
今後の方向性をみるための手帳であろう.

ビジョン,ミッション,ルールなどを書くのなら,
オンラインフランクリンプランナーが良い.
これが,google カレンダーに連動すれば,
まあ,中期,長期予定,プロジェクトなどは,使い勝手が
良いと思う.

結論は,
1)紙でないといけないところは紙で.
2)ウルトラブックで打ち込めるところは,それで.
  さらに,それで長期的な計画をたてる.
  
  当面は,2020年のオリンピックまでの自分の
  すべきことのリストアップ,計画.
  来年,再来年,さらにその次の学会など
  フライフィッシングに行く予定.
  あるいは学会の予定.
  さらに,今後7年のすべきことの計画などは,
  それに書ける.

まあ,

目の前のメモならバイブルサイズ
3ヶ月以内ならA4 バインダー
半年,数年などなら,PCにプロジェクトしてまとめる.

たとえば,車をいつ買い換えるか
いつまで,救急をするのか.
いつまで手術をするのか,
今の仕事から手を引いた後は,次はどんな仕事をして,
いつから準備をすれば良いのか,
あるいは,何をどうすれば良いのかなど.

その間に,おそらく,父母の死をみとる.
息子の成人式,就職など
人生の大きな節目が必ず来る.

最後には,自分が死ぬときも来る.

個人の目の前の予定よりも,
運命を記載するのは,手帳では十分か???

「来年の手帳」という表現は,浅瀬で
遊んでいる雰囲気がある.

 

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