ヒマなおばあさんは孫への手紙を送るのに1日かかる.

非常に有名なたとえ話.

孫に手紙を書こうとして,
午前中は,便箋とペンを探す.
なんとかして,内容を書いた.

次は,切手をどこにいれていたか忘れている.
探して,ようやく見つかって封筒に貼る.

そして,あるいてポストに入れに行った時には夕食の時間.

早い人なら,10分で準備ができて,その間に書く内容は頭の中でできて,
切手は何時もの場所に便箋と同じ場所においてある.

それで,30分で済んで,近くのポストに出しに行って,
合計1時間以内に終了.

多くの解釈がある.
1)一日がかりなら,行けないのか?
 ヒマですることのない,おばあさんにとっては,一日かけての
 楽しいイベントである.一日中楽しめたことになる.

2)手紙を書くことは,多くの一日の仕事の中のごく一部の人の場合.
 電車の待ち時間,移動時間を利用して,他の仕事の合間に済ましてしまう人もいる.
 
 多くの時間管理術はこちらを推薦している.
おそらく,おばあさんも忙しく,他に用事が入れば,どんな用紙にでも急いで書いて,
切手などは,人に頼んで誰かに出しに行ってもらえば済むこと.

さらに,文房具屋に行って便箋買って,郵便局で書いて,切手をそこで買って貼って
出せばよい.それなら2-3時間で済む.

要は,自分がどうしたいかであって,
「時間管理術は,その人の,その時の状況に応じて変わるもの」

昔の,仕事から帰って,
「食事とビールにするか風呂にするか?」という質問も
時間が無い人が
「食べながら服を脱いで,入浴中にビール飲んで,出てきたときには
両方が済んでいた」という話も聞いた.

突き詰める時間管理術は,楽しいか???

落とし所と継続性という命題であろう.

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