この連休は,ある意味,画期的であった.
というのは,部屋の掃除をしたこと.
仕事上の環境の変化のおかげである.
自分の本棚を見渡して,
この数年間,全く見ていない部分がある.
それは,封筒に入った論文のコピー.
皆,専門医の試験の時には,いくつか論文を読んで,勉強する.
今は,良い教科書がたくさん出ているが.
その部分をみてみると,1995年あたりの論文がA4の封筒にいくつかずつ
入っている.
その当時でてきた,超整理法にあわせて自分が整理していたもの.
今では,ルーチンで教科書にもでていることが,
いくつも,その当時は,論文になっていると判明.
やはり15年の歳月は,「ゆっくりだが,確実に」医学が進歩したことを
示している.
ということは,それらの論文は不要.
ホッチキスはのけて,一つづつ,論文を紙の不用品のほうへ入れていく.
1時間もすると,飽きてくる.
他にも,多くのいらない本がでたので,それは,新しく来た,若い脳外科医にあげた.
解剖図譜などは一冊が4-5万円するが,
解剖の名前は,変わらないので,役には立つと思う.
もっともっと,すてないと.
とりあえず,思い出にデジカメで撮って,多くの本は捨てた.
しかし,自分は,デジカメで子供の小さいころの写真を撮っていたが,
それらはマックのハードディスクにいれてあり,それごと捨てた.
写真はあまり残っていない.そんなもんであろう.
まあ,最後は,思い出も忘却の彼方に消えてしまう.
どんどん,この数年見ていない「仕事関係の不要なもの」は引き続き捨てていこう.
そうすると,何か,また新しいことが始まりそうな予感がしてうれしい.