記録の無いところ,記憶無し

メッチャ,メッチャ忙しかった9月.

いまだに,引きずっている.

あまりに,毎日,毎日忙しく,しかも急患が大量.

そんなこんなで,次から次へと死亡診断書も書いて,
他の手術もして,手術記録も書いた.

睡眠時間3時間が3日とか,シニアにはこたえる.

それでも,自分が毎日持ち歩く,
自分のA4,4穴のスケジュール帳みても,
ほとんど,何も書いていない.
目の前の用事を済ますので,精一杯であった.

となると,オペ記録,外来の記録などを
みると大分わかる.

しかし,家族と何をしたなどは,一切記憶に無い.

記録がないと,記憶も戻らない.

以前は「記憶よりも記録」
と言っていたが,記録しないと頭には残らない.

というか,記憶に残していたら,
次から次へと来る用事が済ませられない.

どこまでも続く,用事と仕事,作業の数々.

もう少し,普通の生活が出来る日がくることを願って,

今日は,夜は月食で,天体望遠鏡で初めてみてみた.
それも記録していないと,いつ見たか忘れてしまう.

未破裂脳動脈瘤の手術をした夜に,月食をみたと記録しないと,
3日後には,それらは「大分,昔の事」となってしまう.
と言うか多くの用事の川の中で,
流されていって,見えなくなってしまう感じ.

まあ,喜怒哀楽,感情などは,
そげ落ちてしまいました.

 

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