えらそうな口を利く人の心理 その1

えらそうな口を利く人で偉い人はいない

自分の人を判断する基本の基本.
まず,間違えることはない.

本当に偉くなる人は,若いころから,そして偉くなった時も
話し方は「フラット」である.

立場が上になって,下の者に強圧的な口を利く人も,時にみるが,
人間的には,それはまた分析に値して面白い.

社会的な立場が上がっても,その上の人にビクビクしている人がいる.
「その人の足音が聞こえたらびくっとする」と言っていた立場の上の人がいたが,
他の同等,あるいはそれ以上の立場の人でも,そのようなことはまったくしゃべっていなかった.
要するに,自分を引き上げてくれる人に「こびへつらって,点数を稼いで出世した」人の本音であろう.

その人は,人事権も持っていた時,
皆で旅行した時に,自分がビンゴゲームの司会をした.
それで,その人が上がらなかった.他の人にはプレゼントがいっぱいあった.
「○○(自分の名前)の将来は暗いな」と後で言われた.

お酒が入った宴会で,自分が上がらなかったら,その時の司会をそのように脅す.

それ以降,馬鹿らしくなって宴会の司会,ビンゴゲームの司会などは辞めた.
無理にする必要はまったくない.脱出したらよい.
良い人生勉強になった.自分が研修医時代の話.

そして今は,若い医師たちに「えらそうな口をきく」頻度が増えて来ている気がする.

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