産業医の更新は5年に一回.
まあ,仕事らしい仕事はしていないが,今後は,することになりそう.自分は10年前に産業医の資格を取った.その時の違和感は,工場や不潔な労働現場の写真など.違和感ありありだった.
それが5年前の講習会では,「メンタルヘルス」ばかりが目に付いた.古典的は作業管理よりは,職場復帰のプログラムなどが目立った.
しかし,「新型うつ」という発言は控えた方が良い.
今年の講義は自分の考えている現場の状況にものすごく近い.1日目だが,まずは睡眠負債,これは自分の毎日なので,身につまされた.さらには,腰痛,これも今の自分の状況に激似.
しかも「以前は機械に巻き込まれたり」だったのが,今は「高齢の職員がつまずく」に変わっていた.
また,癌患者の仕事の継続,または脳卒中,糖尿病の有病者にはどのような職場環境が必要かなど,極めて現実に近づいている.