ブログと日記は違う

日本人は日記を書く習慣がある.
今日も,息子がインフルエンザになったことを書いていた.
39度台が3日も続き,大変であったが,「書くネタ」ができたと
思うぐらいの余裕が必要.
最後は「やはり健康が一番大事」とか
「元気になって,ふと気がついたときの,山に見える紅葉がすばらしい」とか
落ちをちゃんとつけるように指導しておいた.

表面的な日記がブログになっている日本人は多いと思う.

ところで,以前,阿久悠さんが日記の達人で,TVでそれを見たことがある.
しかし,彼はちゃんとその時言っていた.

本当のドロドロした感情などは,この日記には書かない.

要は,表面に出してもよい記録と本当の感情や魂の記録はまた別物
とはっきり区別していた.

自分もその通りだと思う.
本当の嫉妬心,功名心,いやな思いなどぶちまけたものを後に残すことは
通常はない.それをこのんで読む他人もいない.
読んで気分が悪くなるような文章を不特定多数に暴露するのは,
公序良俗に反するものとして,割愛,削除されるのが普通.

よって,ブログは日記ではない.は正しい.

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