まあ,これはタイトルがすべて
自分の出身医局で,脳外科と救急の専門医をとっているのは,おそらく自分だけ.
それは,自分が人事で救急関連の施設にいったりした結果である.
その勉強のついでに救急をとった.脳外科の専門医をとって15年以上経過してからである.
それはそれ.
その代償は,手術の実力をつけるべき40代で自分は同期の脳外科医とくらべ,手術症例は極めてすくない.
脳外科の専門病院にもどってきて,それはおおきなハンデである.
自分は手術は,あまり向いていない.
細かい顕微鏡下の作業よりは,発表,原稿書きのほうが得意というか,あきない.
しかし,それでは,仕事にならない.
最近になり,ようやくというか,もう一度というか手術の方法などを勉強再開である.
遅れているので,非常に新鮮である.またある程度はできるので,
できていない部分もはっきりわかり,それはそれで毎日がたのしい.
手術がもう少しできるようになれば,無事,卒業という感じになりそう.
そういう意味では,自分にとっても今の病院は良い病院である.