最近は,非常に忙しい.
問題は,その内容であろう.
忙しくても,楽しければ,忙しいとは自分は
表現しない.
忙しい理由は,
「医師本来の仕事では無いのではないか」
「臨床医の仕事なのか」
ということで,
1)患者さんのところへ行く時間がない.
2)手術予定を入れるが,それに対して勉強,メンタルリハーサル
する時間をとるのが,大変.
今まではというか,外科医なら当たり前だが,
手術室に入ったときには,「最後はこうなる」という
見通しがたった上で,皮切に入るものだが,
細部の細部まで煮詰める時間を取るために,
さらなる犠牲を自分に強いる印象.
現在の仕事の最たるものは,
1)後期研修医,若い医師募集のためのDVD作成のヘルプ
日程の決定,撮影場所への依頼.模擬患者への依頼.
手術室での撮影での,患者さん自身への
プライバシー保護するから,手術室での仕事を
撮影するための依頼と同意書の作成.
などなど.ほんとにたくさんの「根回し」の連続.
2)研究会会長としての準備.
3)新しい当直医師のために,
マニュアル作成.
院外から患者さんの画像を見られるようにするための
準備.これは,登録したIpad やPCからだけ入れるように
するセミクローズドのネット環境を作ること.
4)4月から新しく雇う 「救命救急士」への準備.
どうして,こんなになったのか.
普通,外科系の医者が「忙しい」というと
(手術がたくさんあって)忙しいということを
暗に意味している.
ここでも感じる「年老いた自分」