更新のおしらせが甘い! 甘いのは自分?


先日は1時間,講演で喋りまくったので
疲れて,その翌日は,なんとかかんとか仕事をして,
解放感で浸りながら,資料,教科書など
を片づけていた.

途中で気晴らしに,アマゾンで買った本を
読もうとした.

自分は,本のカバーには封筒を使っている.
というのは,学会,薬会社などから
ほんとにたくさんの封筒,
すなわち郵便物が来る.
色も水色,ピンク,グリーン,グレーと
たくさんある.それを本の大きさに合わせて
カバーの大きさに切って
ひっくり返すとブックカバーになる.
封筒の中央に糊付けされているのはダメで
端っこにくっつけてあるのが良い.

ちょうど,目の前にピンクの封筒が
あった.
中身を見ていない.
だいぶ前に来ていたような封筒.

封筒の表には 赤の「ゆうメール」の
ハンコしかおしてない.

開けてみてびっくり,
なんと,学会専門医の更新手続きの書類が
入っていた.

締め切りを見ると,なんと当日.

「これゃ,ダメだ」
ということで
その係に電話.

とにかく,翌日までに送ってくれとのこと.

しかし,2005年の国際学会出席の
領収書があればよいと書いてあるが,
7年前の領収書は単身赴任で4回,
自宅も借家から自分の新居までに2回
合計6回引っ越して,多くの大事なものがなくなった.
ということで,なくなっている.

しかし,学会では自分は発表をしている.
領収書よりもプログラムと演題名と名前が
あれば,少なくとも発表したことは証明ができる.

以前も別の学会専門医の更新で
「全国学会に匹敵する研究会で発表していたら
それを出せばよい.」というのがあって,
国際学会,研究会で発表したのを出して,
許可してもらった経過がある.

ほんとに,急に数時間,
火がついたみたいに忙しかったが,
その日のうちに,
速達,書留で送った.

発表して領収書がないものを入れたら,
点数は余裕で足りているが・・・・
まあ,申告というのは,信頼に基づいている.

こちらの言い分としては,
「専門医の更新の手続きの書類」などなら,
封筒の表紙にそれぐらい印刷,印鑑を
おしてから送ってくるべきである.

日本の郵便事情はほぼ100%届くから良いが,
ほかの国では,そのようなことは期待できない.

あるいは,中には会員に届いていない
封筒もあるような気もする.

それは郵便事情や「ゆうメール」事情だけでなく,
そのドクターが出張しているときに,届いて
どこかにまぎれ込んだりと可能性はたくさんある.

日本は,ほんとに時計のように何もかもが
正確に動いていく.
人間も時計のように動く.
だからこの社会制度が成り立っている.

まあ,封筒を開けて,バタバタして
自分の専門医更新だけでなく,
日本のシステム全体まで考えてしまった.

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