2000年に転勤してきた.借りた一軒家は山を切り崩した住宅地.
近い所なら10メートルも行かずにすぐに山,竹林,雑木林がある.
そうなると庭にも蚊はものすごく多い.野鳥も多いのはすばらしいが・・.
そして,その団地内に2007年末に中古の一軒家を購入した.
庭は広い.
そこで,前日も5分間,人と立ち話をして5か所蚊に刺された.
以前,すなわち2000年にどうやったら蚊を退治できるか悩んだときに
モスキートマグネットなる器械があることがわかった.
しかし,ものすごく広範囲用でしかも23万円もする.
自分の家のまわりだけの蚊を退治したい.
他のところの蚊まで,引き寄せる必要は全くない.
ましてや裏山からヤブカが無限にくるであろう.
理屈は二酸化炭素と昆虫のフェロモンで雌の蚊を集めるというもの.
それをネットに吸い込んでしまう器械である.
あれから9年,自分は単身赴任も4年もあった.
あまり庭で何かをすることはなかった.
しかし,最近,庭にいると蚊に刺されることが多い.
そこで調べなおしした.
なんと小さい庭用のモスキートマグネットディフェンダーなるものが,
7万円台ででている.
半径17メートルに効果があると書いてある.
2004年に発売されていた.
どんな世界でも,すこしずつ進歩はあるものである.
自分の家の庭には,十分である.
さっそく購入する手続きを取った.
嫁さんがガーデニングするのに,役立ちそう.
家族が快適な生活をおくるために金を使おう.
ついでに周囲の蚊を殲滅してみよう.
他にも,庭の四隅に水を張ったバケツを置いておいて,
ボウフラがわいてきたら,捨てるという方法もあるような.
蚊というのは普段は10mぐらいが生活の範囲らしい.
その範囲に卵を産む水があれば,そこに産む.
その場所を提供しておいて,その水を花や木にやればボウフラは死んでしまう.
一匹の雌の蚊は300個の卵を2-3週間ごとに産むらしい.
それを捨てることと,モスキートマグネットで雌の蚊自体を集めることで
2か月間使い続けたら,100分の1ぐらいにはなりそうな.
しかし蚊の季節は,11月初旬までらしいが,温暖化で最近は真冬でも
出てくることがある.
ネットにとれた蚊は,半日で乾燥して死ぬらしいが
それは,オヤニラミ(自分が飼っている魚)のエサにできると思うと何となく,
得した気分である.