Facebookのアカウントを閉鎖して,
2週間経過して,完全に消えた.
ショートメールで,
過去3年間,がんばって通っていた
ダムの管理人さんから,連絡が入った.
Facebookの方で,釣果をお知らせしているとのこと.
フライフィッシングの未開の地で,
自分が初めて,大きな銀化アマゴを釣った場所.
しかし,ブログでないと,こちらは困る.
見えないことにならないか?
自分の個人名義のアカウントは消えた方が良い.
医師は,おそらく実名では,ものすごく
困ることがある.
たとえば,裁判.
「助けることが,できない症例」は世の中に存在する.
しかし,
「家族が納得のいかない症例」も存在する.
裁判になれば,純粋な医学的な問題ではなくなる.
その時に,訴えられた医師が,
「自分が○○に行って,こんなに
楽しかった」
などを記事に載せていたとする.
訴えた方は,それを見るであろう.
「こちらが,これだけ,苦しんでいるのに
この野郎」などと感じる可能性は?
つらい話ばかりを書いていれば,良いか???
「今日もお亡くなりになった」などの話ばかり???
先月も,数人は死亡診断書を書いた.
年間の死亡患者数は,自分がダントツである.
重症ばかりを見ているので,当然ではある.
実名なら探すことは簡単.
自分の実名をグーグルに入れたら,
4万以上ヒットする.
間違いなく,簡単であろう.
どう感じるか?
私生活をさらすのは,
救急,急変をみている医師にとって,
プラスになることは,まず無い.
困った時代になったものだ.
医師は,聖人君子ではないが,
私生活まで,さらす必要は,
さらさら,全く無いと思う.
多くの,知っているドクターが
Facebookをしているのが,
調べてわかった.
彼らはまだ,
厳しい目にさらされていないか,
重症な患者を次から次へと失っていないかの
どちらかであろう.
Facebookは,自分は参加してはいけない.
個人的な印象.
まあ,人それぞれなので,
全く参加している人たちを
攻めたりするつもりは一切,
がっさいありません.
懐かしい顔もたくさんあって,
ほのぼのとした気分になったのも事実.